今日は朝から勉強する気にならず。遊び倒す予定で朝からTV三昧、午後から外出してスタバで読書三昧。なんとか1ヶ月ほどかけて『国家は破綻する』を読み終える。今後7回に分けて紹介する予定。
これだけ時間をかけたのだから、本来ならば30回くらいかけて紹介するはずなのだが、如何せん、十分理解できない部分が多すぎる。繰り返し読んでもわからなかった部分もあった。文字面だけ目で追った感じ。なんとか理解できたと思った部分だけ自分の言葉で紹介することになるだろう。こんな場合は、繰り返し同じ本を読むよりも関連する別の本を読んだ方が理解が深まるというのが私の経験則。
空旅中国「空海のまわり道」
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/92005/2005291/index.html?c=housou
素晴らしい番組。特にドローンを使った撮影はこれまでにない新しい視野を我々に与える、さらにGoogle mapを横目で見ながら情報量満載、実にいい時代になったもの。
番組によれば、空海は嵐に翻弄され、舟山のはるか南、閩州にたどり着き、なんとか上陸を許されてこの地方首都の福州にたどり着く。ここから閩江を遡る。番組では人力で船が河を遡るとされていたが、円仁の記録では水牛だった。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3323/trackback
まず南平まで水路で進む。ここから陸路で三省(福建、江西、浙江)の境目、二十都に行く。ここは交易の中心地。ここでの豆腐作りを紹介する。空海はこの豆腐を伝えたとか。さらにここから最大の難所の峠越え。ここを越えると漢民族の世界。ここからの経路は番組では明らかにされてなかったが最終的には富春江に出たとか。多分以下のような経路だろう。地形図にすると大体の感じがわかる。すごく納得。杭州から先は例の運河を使い長安へ。
『最近のTVは低俗で下らぬ』という人がいるが、そんな人は下らぬ番組をわざわざ選んで観ているだけの話。素晴らしい番組はいくらでもある。
<アンフェアーな批判>
『国家は破綻する』に対して低い評価を出していた人がいた、その理由にこれら批判者は著者らが2010年に出した論文にデーターの取り扱いに間違いがあったということを理由に挙げている。具体的にはExcelのデーター処理。
確かにこうした間違いあってはならないことだが、この論文(以下のURLより)が出たのは2010年のAmerican Economic Review: Papers & Proceedings 100 (May 2010): 573–578。
http://online.wsj.com/public/resources/documents/AER0413.pdf
この本、『国家は破綻する』が出たのは2009年で、もとよりこの論文を基に『国家は破綻する』という本が書かれたわけではない。つまり、批判者は本とは無関係な論文の瑕疵を基にこの本を批判するという非論理的なことをしている。
勿論、こうした基礎的間違いを一度やらかすと研究者としての信憑性を疑われるということは覚悟しないといけないことだが、フェアーに見ると彼ら批判者の指摘は当該書籍の批判としては正当ではない。