『資本主義の終焉』2 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<突然のメール>
朝AOLにアクセスしたら昔の職場の講師の先生が論文をまとめ、共著者としてお願いしますと論文が送られてきた。現役引退しているのに共著者になるのは気がひけるが、研究路線を引いたそもそもの責任があるので論文のチェックとコメントを丸1日かけて完成。論文そのものはほとんど完成していたので簡単。気がついた点だけ記入して校正版のファイルを添付して返信。これが最後の論文にしよう。

それにしても、別の分野の人が教授として講座に来ると残ったスタッフは色々大変なことは経験済み。別の大学なりにポジションを探した方がいいと思うが、昨今は容易なことではない。

そんなわけで、今日の勉強はなし。運動はSalsaクラスを1本。



<大学入学共通テスト会話試験延期>
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191105-00000564-san-life
何年も前から様々な懸念が表明されていたことを知っている。

再び新テストエセ狂歌: 現場無視、聞く耳持たず、ドタキャン劇

もう一度、この大学入試改革を提言した面子を晒しておこう。
• 大竹美喜 (アメリカンファミリー生命保険会社創業者・最高顧問)
• 尾垣議 (高知県知事)
• 貝ノ閏「 (三鷹市教育委員長)
• 加戸守行 (大阪国際大学客員教授 元愛媛県知事)
• 蒲島郁夫 (熊本県知事)
• 鎌田薫 (座長)(早稲田大学総長)
• 川合眞紀 (東京大学教授、理化学研究所理事)
• 河野達信 (全日本教職員連盟委員長)
• 佐々木喜一 (成基コミュニティグループ代表)
• 鈴木高弘 (専修大学附属高等学校校長)
• 曽野綾子 (作家)
• 武田美保 (スポーツ出身タレント 三重大学社会連携研究センター特任教授 元アスリート)
• 佃和夫(副座長)(三菱重工業代表取締役会長)
• 八木秀次 (高崎経済大学教授 「新しい歴史教科書をつくる会」元会長)
山内昌之 (東京大学名誉教授、明治大学特任教授)

何度も言うが教育人でない人たちが「大学入試改革」を提言するとこういうことになる例。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3398/trackback




『資本主義の終焉』2
<電子マネーは蓄財を抑制できる>
『雇用・利子および貨幣の一般的理論』を書いたシルビオ・ゲゼル(Silvio Gesell)は使われなければ(本来の流通の為でなく蓄財のみに使われる)貨幣の可能性を示唆する。p61 まさにこれが電子マネーで可能になる。即ち、電子マネーのアカウントに期限を設けることで達成できる。電子マネーはマイナス金利も可能にし、蓄財も抑制できる形態なのだ。

<イギリスのアイルランドに対する土地権利の剥奪法>
無主物先占の原理(レス・ヌリウス)*により、イギリスのアイルランド支配が進められたという。p67 これは所謂「エンクロージャー」のことか?

* 即ち、所有者のない資産に対して先んじて所有の意思を持ち占有することで所有権を取得すること。

ここで再び、カール・ポランニィーの名前がでてくる。p84 著者は彼を高く評価しているが、こうしたことからも著者が社会主義者であることが予想される。そしてそのことは最後に訳者の解説からも確認された。米国の有名大学を歴任した著者が社会主義者であるということは面白い。

オルタナティヴとして著者が提言するのは、1)交換価値でなく使用価値を優先する社会であり、2)世代間の貯蓄を抑制する貨幣形態(期限付き貨幣)、3)国家と私的所有の結合を解体し、4)共有の富(コモン・ウェルス)の私的所有を抑制する仕組み。p126

著者がハードとソフト、および組織形態を説明するところでハードにMacをソフトにWordを、そして組織にクラウド(web)を挙げる。p131 これはよく分かるし私と同じだなと思った。