逆回転【映画鑑賞 2回目】 | じじいの戯言 三代目

逆回転【映画鑑賞 2回目】

夜勤の日、女房の行動パターンはおおよそこんな感じ

 朝、遅めの朝食を摂り、
 洗濯なんぞを済ませてから、もう一度仮眠
 昼過ぎに起きて、シャワーを浴び、
 15:00前には出勤のため、家を出る


平日なら、何も問題ないのだが、
休日にこのパターンだと、寝ている女房に遠慮して、
のんびり出来ないため、外出するケースが多い

で、この日もそのパターン

 
タダで映画を観る権利を取得していたので、
観にいってみた

 

観た映画:ベンジャミン・バトン


はフィッツジェラルドの小説を映画化したものである

・・・というのは、スタッフロールを眺めていて、初めて知った

 

フィッツジェラルドの作品では、「華麗なるギャツビー」という映画になった
「グレート・ギャツビー」が有名だが、
他にも、こんな作品を書いていたらしい

原作がある映画なので、ネタバレもへったくれも無いだろうから、
ざっとあらすじを書いておく

 
第一次大戦終結の日、小さな老人の姿で誕生
死期間近で、とても育たないと診断されたが、
彼はちゃんと成長し、しかも次第に若返っていく

車椅子に乗った70代の老人に見える10歳の頃、
一人の少女と出会う

次第に若返っていく主人公
成長していく少女

二人の人生が交錯し、まぁ大方の想像通り、愛が育まれ・・・

しかし、時間が逆回転していくベンジャミンと
普通の時間を過ごす女性との接点は、
針がすれ違うほんの短い時間だけであった

その後も益々若返る主人公

そして、赤ん坊の姿となり、
老女となった彼女の腕の中で静かに死を迎える

 

一応、ラブ・ストーリーなんでしょうなぁ
後半では、館内のそこら中で、すすり泣く声が聞こえました

私自身は、そこまでの感動作とは思えなかったけど、
まぁまぁ、良い映画だったと思います
 

体は老人なんだけど、心は少年
体は人生に疲れた熟年なんだけど、心は青年
所謂中年の頃に心と体が釣りあって
青年の体になる頃には、心は疲れている

 
結局、赤ん坊も認知症の老人も、あまり変わらんなぁ、
というのが50代の私の感想

 

見どころはブラピの特殊メイクとCG?
体の小さな70代の老人と
ハイティーン姿のブラピ
45歳の同一人物が演じてるとは思えないほどだった