2024映画日記(10):デューン 砂の惑星 PART2 | じじいの戯言 三代目

2024映画日記(10):デューン 砂の惑星 PART2

題名:デューン 砂の惑星 PART2

原題:Dune: Part Two

公式HP(https://wwws.warnerbros.co.jp/dune-movie/)

上映時間:166分
映画館:イオンシネマ大野城
配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:ドゥニ・ビルヌーブ
キャスト:ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソン、ジョシュ・ブローリン、オースティン・バトラー、フローレンス・ビュー、他

雑感:

前作を観てしまったので、観たい気持ちはある

が、part1もそうだったが、実に長い

3時間の映画は、老体にはきつい

それに、トイレが限界

 

事実、今回は、スタッフロールの途中で、席を立たざるをえなかった

最後の30分くらいは、尿意との闘いで、

映像があまり入ってこなかった・・・

 

 

それはさておき、映像はなかなか迫力ある

が、ストーリーは、大きな流れは分かるが、細かな設定は

映画を観ただけでは、難しい

やはり、原作ありきなのだろう

それに、暗い話ばかりだし

 

 

ネタばれを恐れずに書くと、

今回の見せ場は、公爵家の跡取りである主人公ポールが、

砂の民フレメンの力を借りて、仇敵を討ち、

さらには皇帝も倒して、のし上がる、というところだろう

 

話としては、よくあるパターン

現実でも、源頼朝のパターンといえる

 

なので、ここまで長い映画にせんといかんのかな、と思ってしまう

映像はすごいけど、退屈してしまう作品である

 

part1に比べてよかった点

 復讐が成功する話なので、全体としてはアゲの話

 物語が動いているので、間がもてる

 フレメンは砂蟲(サンド・ワーム)を乗りこなして一人前

   ⇒あの怪物を操縦できるんだ、と素直に感心

 そのサンド・ワームが大活躍

 

 

ただ、どっかで見たような設定だな、と思ってしまうのは、

私だけではないだろう

 

サンド・ワームを乗りこなすシーンは、アバターに通じるし、

そのサンド・ワームが敵の基地を襲うシーンは、ナウシカの王蟲を思い出す

そもそも、砂の惑星自体、スター・ウォーズの惑星タトゥイーンを思い出すし

 

 

実際は原作が1965年出版なので、

「デューン 砂の惑星」というSFを過去に読んだ方々が

そのイメージを自分の作品に無意識に反映させている、

ということなのだろうが・・・

 

 

星は、うーん、三つ

★★★☆☆