2024映画日記(10):デューン 砂の惑星 PART2
題名:デューン 砂の惑星 PART2
原題:Dune: Part Two
公式HP(https://wwws.warnerbros.co.jp/dune-movie/)
監督:ドゥニ・ビルヌーブ
雑感:
前作を観てしまったので、観たい気持ちはある
が、part1もそうだったが、実に長い
3時間の映画は、老体にはきつい
それに、トイレが限界
事実、今回は、スタッフロールの途中で、席を立たざるをえなかった
最後の30分くらいは、尿意との闘いで、
映像があまり入ってこなかった・・・
それはさておき、映像はなかなか迫力ある
が、ストーリーは、大きな流れは分かるが、細かな設定は
映画を観ただけでは、難しい
やはり、原作ありきなのだろう
それに、暗い話ばかりだし
ネタばれを恐れずに書くと、
今回の見せ場は、公爵家の跡取りである主人公ポールが、
砂の民フレメンの力を借りて、仇敵を討ち、
さらには皇帝も倒して、のし上がる、というところだろう
話としては、よくあるパターン
現実でも、源頼朝のパターンといえる
なので、ここまで長い映画にせんといかんのかな、と思ってしまう
映像はすごいけど、退屈してしまう作品である
part1に比べてよかった点
復讐が成功する話なので、全体としてはアゲの話
物語が動いているので、間がもてる
フレメンは砂蟲(サンド・ワーム)を乗りこなして一人前
⇒あの怪物を操縦できるんだ、と素直に感心
そのサンド・ワームが大活躍
ただ、どっかで見たような設定だな、と思ってしまうのは、
私だけではないだろう
サンド・ワームを乗りこなすシーンは、アバターに通じるし、
そのサンド・ワームが敵の基地を襲うシーンは、ナウシカの王蟲を思い出す
そもそも、砂の惑星自体、スター・ウォーズの惑星タトゥイーンを思い出すし
実際は原作が1965年出版なので、
「デューン 砂の惑星」というSFを過去に読んだ方々が
そのイメージを自分の作品に無意識に反映させている、
ということなのだろうが・・・
星は、うーん、三つ
★★★☆☆