2024年4冊目:義経じゃないほうの源平合戦
題名:義経じゃないほうの源平合戦
ASIN:B0BNM6J4FY
著者:白蔵 盈太
出版社:文芸社文庫
メモ:
「・・・じゃないほう」というワードに惹かれて購入
源平戦といえば、まず源頼朝、そして源義経
それ以外の源氏は、あまり聞いたことがない
昨年の大河で、鎌倉幕府成立の過程をやってくれたので、
源範頼という人も、かろうじて知ることが出来た、という程度
そういう源範頼視点で書かれた源平合戦
書いてある内容は、義経を主人公とした源氏と平家の戦い
そのまんまだけど、視点を変えると、面白い
まぁ、範頼そのものは、
この本に書かれているほど、清々しい人物ではなかったんだろう、
とは思うけど、
大河でも描かれていた通り、
源義経、という人は、周りの所謂大人から見ると、
とんでもない、扱いにくい人物だったかもしれんなぁ
ちょっと、表現は古いけど、当時における「新人類」だったかも
白蔵氏の他の作品も読んでみたくなったので、
星は、ちょっとおまけして四つ
★★★★☆