我が家の冷蔵庫は結婚と同時に買った。だから、もう10年以上使っている。

三菱のやつだったが、大容量で高かったはず。

しかし、10年なんの問題もなく使えている。さすが、日本の白物家電。

 

現状、何の不満もない。製品自体は容量も大きく、タフに動いてくれている。

不満は本体ではなく、中身がごちゃごちゃなこと。

 

個人的には、アクアの冷蔵庫を狙っていた。理由は金額が安いこと。

また、サイズ的にもちょうどよく、見た目もかっこよくてよかった。

我が家の冷蔵庫は幅は80cmくらいまで何とでもなるが、奥行が65cmしかない。正確には、それを超えるとカップボードと面一でかっこよかったのが冷蔵庫だけ大きく飛び出す形になる。

そこが一番のネックだった。

その点でもアクアが一番サイズ的によかったのだが・・

 

ヤマダ電機に行くとお目当てのアクアの冷蔵庫があった。質感は思った以上によく、国産の冷蔵庫との違いもわからなかった。

例によって、店員が寄ってきて商品の説明をしてくれた。

担当の店員は三菱の人だった。

アクアの欠点をズバリ指摘してくれ、確かに国産との違いは明らかだった。簡単に言えば、見た目は同じ。中身、目に見えない部分での差が大きく感じた。

一方、国産でも各メーカーの特徴を教えてくれた。

おそらく口車に乗せられているというのはあるだろうが、個人的には三菱の庫内の使い勝手が一番よさそうに感じた。他は特にこだわる気のない部分での差別化だったのでスルー。

 

気持ちは一気に購入へと傾いた。が、今年はとにかく新NISAもスタートし、資産運用に回すお金が大きくなっている。また、新築で貯金を吐き出した上、何かと出費が重なっている。また、車もそろそろ新しくする必要が出てきた。よって、おいそれと冷蔵庫を買うことはできず、そのまま店を後にした。

ちょうど在庫処分のタイミングだったので、一応金額的には概ね納得できる価格だった。強いて言うなら、もう一声があれば購入してもいい金額だった。

という感じで営業トークにうまく乗せられた一日だった。

ただ、冷静になってみると、庫内容量は現在のものより劣る形になる。若干ではあるがサイズが小さくなる。また、庫内も最近の流行りなのか、扉にある収納部分が大きくなっている。そのため、実際に使えるスペースが小さくなっている。こちらは、奥のものが見やすいというメリットとのトレードオフらしいが、実際に入る容量は下がるのは事実だろう。

現在の冷蔵庫でギリギリなので、できればさらに大きい冷蔵庫がほしい。が、現実問題それだとサイズオーバーになる。一応、冷凍庫のみ単独で買うというのも考えたが、我が家の間取り的にはこれも難しい。動線を無視して別の部屋に置くのであれば別だが、それはそれで現実的ではない。

各メーカーの方、庫内の容量をもうひと頑張りしてくれるとうれしい。

需要はないかもしれないが、幅を広く、奥行を短くしたものが出るといい。