前回は妻の不満点について話した。一方、自分としては、夏の暑さや冬の寒さについては、ある程度思うことはある。が、一方でエアコン一台で40坪を超える我が家の全部屋を賄っているという現状を考えると結構優秀ではないかとも思っている。おそらく、サーキュレーターを3台くらい回せばもっと全部屋の温度が均等になるのではないかとも思っている。が、サーキュレーターの買い増しに慎重になっているだけで、今後買い足す予定はある。

 

一点のみ不満と言うわけではないが、スイッチが一つどことも連携していないものがあった。

おそらく、外構計画でサイクルポートにつけるかもしれないという話になっていた照明用のスイッチではないかと予想するが、現実には存在していない。後から、見積書を見てみたが記載はない。だから、当然ついてないのが当たり前であり、サイクルポートの下はコンクリートなので後からつける予定もない。だから、スイッチとして存在はするが機能していない。このまま無視するのも一つではあるが、「可能なら交換してほしい」と話したら「OK」だった。

あとは、漆喰の塗壁自体のクラックはないが、天井との継ぎ目に割れが散見された。少ない方らしいが、こちらは2年目点検の際に補修対象とのこと。おそらく、スイッチの交換とセットでお願いすることになるのだろう。

 

不満とは言わないが、以前、キッチンの床の一部がやたら冷たく感じることがあった。が、一時的なものでその後は見られなかった。床下なのでどうなっているのかわからないが、今後もあれば2年目点検で確認したい。

 

不満が少ないということは、逆に言えば満足度は高い。

例えば、塗壁についてもすごく仕上がりが気に入っている。ビニールクロスではない味もあるし、傷ついても補修ができるのが大きい。漆喰とコテを用意してあるのでいつでも補修はできるつもりだが、実際には手は付けていないのは内緒。

これは室内に限らず外壁も同様。ガルバの方が外壁のメンテナンスはかからないらしいが、工務店の仕様だとガルバを選択するとダブル断熱の外断熱がなくなるらしい。つまり、家の性能が下がる。よって、それは論外。色は、白がよかったが、実際には汚れが目立つと辛いので、アイスグレーというのにした。落ち着きのある色合いで、汚れも目立たないだろうという意味ではよかった。

部屋の寒さというのもあったが、床は無垢床だからか、フローリングのような冷っとした感じはない。厚さが30ミリあるおかげというのも含め、こちらも気に入っている。柔らかいパインや杉を使っているので、へこんでいたり傷がついていたりというのはあるが、これらはわかって採用しているので見ないことにしている。

何より一番は、間取り。本当に間取りについては、理想を追求した結果なのですごくいい。散らかってもいい場所は当然、人の目に触れないようになっているし、個人のプライバシーもある。家族の集まれる場所も複数ある。そして、隣家からの視線はカット。我が家は採用しなかったが、南面の掃き出し窓については、撲滅すべきと思う。道路からの視線や隣家からの視線をカットできない南面の掃き出し窓の家がいかに多いことか。たいてい、こういった家はカーテンを一日中しめている。中にはシャッターを下ろす家もある。外と遮断するなら窓なんてない方がいい。夏場はただただ過酷なだけ。

 

話がそれたが、現状は満足度が高い。

 

 

余談だが、前回の太陽光の話の中でEV車について触れた。

日本は資源が乏しい。それが原因で戦争にまで発展した歴史をもつ。そして、これは日本に限らずだが、ヨーロッパの国でも資源は他国に頼るというのはよくある話。そんな日本において、原発は切っても切れない関係である。

原発は資源がなくても発電することができる。また、CO2を排出することもない。核廃棄物の問題があるので、クリーンエネルギーと言うと語弊があるが、少なくとも日本にはとても重要な位置づけだったはず。そのため、地域住民からの反発はあっても、多額の補助金を出して設置してきた。しかし、東日本大震災の福島原発の事故を境に停止せざるを得ない状況が生まれた。

あれから10年以上経過した今でもそれが続いている。

いろいろな考え方があるので一概に自分の主張が正しいとか押し通すというのはできないのは承知の上で話す。

原発は稼働すべき。現在、資源の輸入価格の高騰のため電気代が大きく上がっている。馬鹿な政治家は「原発やめろ!」と言っておきながら「電気代高騰で庶民派苦しんでいる!何とかしろ!」と与党に文句言っている。こんなのは当たり前の理論だ。

輸入資源に頼るから貿易相手国の状況によって価格が左右される。しかも、お金を払えば手に入るのであれば、まだいい。輸入できなくなった瞬間、国は詰む。だから、貿易相手国を広くもつようにし、かつ国際貢献として多額の税を他国に流してきた。電気代高騰となっているのは事実だが、それだけを見て政府批判に明け暮れるのはいかがなものかと思う。

確かに、裏金問題はよくないのはある。しかし、これは政治家個人の問題。国としては、他国との関係を構築するために多額の税を払った。これに対し、国民が苦しんでいるのによその国にお金を渡して文句を言う。原発を推進することで資源のない日本でも安定的にエネルギーを供給しようとした。しかし、これに対しても「原発反対」と声を大にして叫ぶ。一体、何がしたいのかわからない。

原発は稼働すべきだし、何ならもっと増やすべき。安定したエネルギーを安く手に入れることができれば国も国民もいいだろう。こういった状況下にまでもってけるのであれば、EV車を普及するのも手ではある。

そもそも、反対ばかりで批判しかできない人が多い世の中、日本の低迷は政治だけでなく国民の質の低下と言わざるを得ない。

もっと、みんなが真剣に将来を考えないといけない。