左大腿にできた粘液型脂肪肉腫の広範切除の手術から2年7ヶ月。
左乳房にできた非浸潤性乳管癌の部分切除の手術から5ヶ月弱。
おととい、腰から下の範囲の造影MRIと、胸から骨盤までの範囲の造影CTをやりました。
造影CTは初めて。
他の方のブログから、身体が熱く感じるという事前情報を得て受けてきました。
確かにそのとおり。
造影MRIでもPETCTでも感じたことのない、独特の不愉快な感覚が少しありました。
幸い、具合が悪くなることもなく無事に検査終了
今日は、検査結果を聞きに再び主治医のもとへ
結果は、再発・転移を疑う所見なく、検査クリアとなりました
主治医は、骨軟部腫瘍の専門医ですが、骨転移した乳がんの患者さんも多く受け持っています。
そのため、乳がんのことも非常に気にかけてくださいます。
同時に、これまで肉腫の経過観察で用いていたPETCT検査で、初期の乳がんが指摘されなかったことに、当事者の私以上に忸怩たるものを感じていらっしゃるように見えます。
今回、乳がんの放射線治療の後ということもあり、被ばく量の低減という意味もあって、PETCT検査に代えて、腰から下の範囲の造影MRIと、胸から骨盤までの範囲の造影CTで検査をしました。
今日の主治医との話し合いで、今後の経過観察も同様にしていこうということになりました。
先日のブログにも書きましたが、粘液型脂肪肉腫は骨転移をすることもあり、骨転移をチェックする場合、粘液型脂肪肉腫の場合は、PETCT検査は不得意分野であるようなのです。
PETCT検査には、全身くまなくチェックできるという利点がありますが、長所・短所の両方をあわせ見ながら、検査方法を選ぶ必要があるのだな改めて理解しました。
また、術後2年7ヶ月が経過し、左大腿だけであれば、半年に1回程度から少しずつ長くして経過観察ということになるものの、私の場合は、乳がんも発病してしまったことも合わせ、次回の検査を来年にセットするのは時間が開きすぎるという見解でした。
相談の結果、5ヶ月後の12月に造影MRIと造影CTを再度やり、胸部の造影CTの画像はCDに複製して、乳腺外科の経過観察の診察に持ち込むということになりました。
肉腫のことだけでなく、乳がんのほうにも目配りをして、トータルに考えてくださっている主治医には本当に感謝の気持ちでいっぱいです