さて、例年すべての会場を丸一日かけても廻る事が出来ないという問題を解消すべく、取材対象を絞り込むため一定のルールを自らに課す事としたのは先日も申し上げました通り。


当店の業務に実際フィードバックする機会が無いと思われるフェラーリやランボルギーニ等の高級外車を取材対象から除外する事。

他には競技車両ですが、これは判断が微妙なところで、筆者個人の主観としてチューニングカー寄りかレーシングカー寄りか判断し、後者は一部例外を除き除外としました。

また、スペック不明など文章化が困難だと現地で判断した車両も除外しております。


その結果ついに!今まで辿り着けなかった北ホールに、残り時間わずか1時間というところで到達する事が出来ました‼︎

なお、北ホールでは『東京アウトドアショー』が併催されており、こちらは一切観れておりませんが、そのおかげか残り1時間でも北ホール全体の8割程度は観る事が出来ました。


前置きが長くなりましたが本題に入りましょう。

目玉となる車種は幾つかありますが、第一回は意外なところから行きます。

フィアット傘下のチューナーによるフィアット500ベースのチューニングモデル「アバルト」。

↑ご存知チューニングパーツメーカーの大御所 HKS の欧州車チューニングブランド「VIITS」より、アバルト595トラックデイパッケージ。

同社製タービンキットと補機類により(ノーマル時180psから) 240psに増大したパワーを、Rスペックサスペンション・カーボンブレース・エンドレス製モノ4TAで受け止めるトータルチューン。

タイヤホイールは

ヨコハマ アドバンA052 205/40R17

アドバン レーシングRG-4 7.5J+33


↑関西サービスでもVIITS製サスペンションにマフラー・自社製ECUで190psと、ファーストステップに最適な仕様で出展。

タイヤホイールは

アドバン ネオバAD09 205/40R17

アドバン レーシングTC-4 7.5J+35


↑オートバックス東雲Aピットではオリジナルブランド「イーストクラウド」よりパーツを多数開発・装着し、224psを発揮するサーキット仕様を展示。

ホイールはアバルト専用設計のアッソ パルティーレ アクイラ(17×7J+35)のAピットオリジナルカラー。


↑イタリア ミラノのチューニングメーカー「ロメオフェラーリス」によるアバルト500ベースのコンプリートカー『FAT5』。

自社製センター2本出しマフラーにECUで230psを発生。

フェンダーは片側50mmワイドのブリスター。


今回なぜか意外にも出展台数が多いと感じた為クローズアップしたんですが、何故なんだろう…?

次回のオートサロンレポートは平常運転で国産のニューモデルを取り上げていきます。