あれから… 13 | 青い人 嵐妄想小説

青い人 嵐妄想小説

気象系グループをモチーフとしたお話のブログとなっております。ブログ内のお話しは全て架空のモノです。腐的要素が含まれておりますので苦手な方は閲覧注意ください。アメンバー承認は以前よりコメメッセで絡んだ方のみです。

2021.1.18 

マネージャーからのLINEが入った
『松潤のマネージャーだ……』
久しぶりな様な、そんなに経ってないのに…なんて少しはにかみながらタップした…

『…。おぉ!マジか!すげーー』
発表は明日らしい…眉毛のしっかりとしたイケメン将軍…んふふ、今から待ち遠しいな…

“見るでござる”

そう打ったら、ニノもおんなじの入れて来た
楽しみだな…頑張れよ松潤…
何事にもストイックな彼だ、面白い映像になるに違いない…久しぶりにワクワクした……


夜、いつも通りにテレビを付けた

少し前までグループLINEでやり取りをしていた彼が映る…
いまだに不思議な感覚…
こんなにキッチリした人が、俺とやり取りしてたなんて…まぁ、他の3人を見てもそう思うのだけど…


いつの間にか画面に釘づけで、気がついたらお辞儀をして番組が終わってた……

ずっと握ったままの携帯に、うっすらと水滴が…握りしめてたせいで手のひらの熱が、そこに移ってしまったようだ…スエットの太もものとこで軽く拭って、LINEを開いた…
一番上に表示されたグループLINEではなく、個人LINEをタップ…

“今日もイケメンだったよ”

そういつも通りに送った…
一つ違うのは…だったよ…の後に、加えた言葉…
忙しい彼の事だ…無理だと思ってみたけど、どこかで期待する自分もいる


1.19

でも結局、次の日になってから返事が来てた
それに気がついたのはもう朝になってから…
『まあ、そうだよなぁ普通…』

『あたりまえじゃん、俺との関係性からしたら当然…なのに、いつから俺は…翔ちゃんが自分を拒否しないって自信を持てたんだろ…』

思い込み勘違い…1人だから気にする事ないけど、絆が薄れてしまった様な気がして怖くなった…



そのうち松潤の仕事が正式発表となり、堂々とコメントをする彼の姿に…ぐっとなんとも言えない感情が喉元まで込み上がって来た…





“暫く詰まってるので後日改めて連絡します”



突き放された様な気持ちになった…
いや、ただ単に忙しいのだ…いつものことじゃん…
なのになんでこんな凹んでんだ俺…



絵文字もスタンプも「、」も「。」もないたった1行…その字面をぼーっと眺める…




『…あぁ、そうか…俺、傷ついてんだ…』
そう思ったらめちゃくちゃ楽になった
喉に刺さってた小骨が取れた様な、そんな感じ…

『あ〜解決〜っと…』

伸びをしてスマホをテーブルに置いた




寝る間際、松潤に再度LINEを送ってから目を閉じた…
つーか…なんで傷ついてんだ?俺……