あれから…12 | 青い人 嵐妄想小説

青い人 嵐妄想小説

気象系グループをモチーフとしたお話のブログとなっております。ブログ内のお話しは全て架空のモノです。腐的要素が含まれておりますので苦手な方は閲覧注意ください。アメンバー承認は以前よりコメメッセで絡んだ方のみです。

2021.1.13


今日は8時に目が覚めた

こういう時は、なかなか二度寝は出来ない…しばらくゴロゴロして諦めてベッドから這い出た…


相変わらず外の景色は変わんなくて、うっすら窓に映る自分の顔も、いつも通り変わってなかった…


『髭でも伸ばそうかな…』

つぶやく声は、思いっきり掠れてた…


1.14
いつもの時間にテレビを付けると、ニノがいた
あぁ、そうだ、あの日LINEが入ってて、相葉ちゃん具合が悪かったんだ…
淡々といつもの調子で進行するニノに、懐かしさみたいな不思議な感情を覚えた…
あっち側と、こっち側…あんなに一緒にいたニノ
お互い大人になって、ニノは家庭を持って…俺は…俺は……どうしたいんだろう…
ニノの悪巧みをしてるいつもの顔を見たら、なんか安心して肩の力が抜けた…




1.16 
お酒を片手に、チャンネルを回す
忘れっぽい自分の為に、過去の俺が番組予約をしておいたようだ…
当たり前だけど、違う音楽、違うタイトル、違うメンバー、違うスタジオ風景…
唯一変わってない…翔ちゃん…
一生懸命バック転に挑む姿に、声に出して応援をしてしまった…『俺…恥ずいやつだな…』


1.17 
相葉マナブを久々リアルタイムで見た…
『リーダー好きなやつだ、肉吸いとか…』
ドキッとした…相葉ちゃんの優しい声が耳に残る…
無理はしないで欲しい…幸せであって欲しい…一方的な願いを、テレビに込めてしまう…


明日が来てしまったら…もう観念するしかないや


左手の中のスマホを見つめてると
ぐるぐるした思考が、速度を上げて行く…



ライブ後の翔ちゃんの笑った顔と、いつまでもそこにあった温もりを思い出す…




俺には今の状況が分からない…けどそんな時に彼はいつもいてくれたし、助言をくれた…時には理解するのに時間がかかってる俺に分かる様に説明してくれた…
ちょっとコンビニに行く…くらいの感覚で聞けてたのに…何かが邪魔をしてくる……でもきっと…それすらも、彼は親切丁寧に教えてくれるに違いない…