こんにちわ、フィリップです。
今日は夢についてお話したいと思います。
神智学では、夢は眠った後に
意識がモナド(核)に戻る過程で、
アストラル界とメンタル界を通る時に見るビジョンとの事。
穏やかな夢の時はメンタル界
荒い夢の時はアストラル界
これは「太陽系の七つの界層」を知っていれば、
なるほどとスっと理解できる部分である。
ここを起点に自分の最近の探求を話していく。
まず、確かに夢は終盤に近付くに連れ、
シーンの切り替えが早くなり、
一周のループの周期も早くなる。
(皆さんは夢の終わりに「ループ」が始まるのをお気づきだろうか?)(笑)
ここで意識してほしいのは、
寝ている場所(部屋)の風景です。
そして目が覚めたら、
終わり掛けの夢と部屋の風景を見比べてみてください。
空間の構造や色など、
色々と共通点に気づくはずです。
何が言いたいかというと、
我々が夢で見ている景色の「半分」は、
自分達の瞼(まぶた)の隙間から
覗いた実際の景色という事です。
では、残り半分は?
それは言うまでもなくアストラル界にいる時に見るビジョンであり、
想念エネルギーによって見せられている幻惑、
通称「グラマー」です。
この「グラマー(幻惑)」に惑わされてしまう事例で、
よくあるのが「神の声が聞こえた」とか「創造主のメッセージを受け取った!」という類のモノです。
神智学でいう「高次元から降りてくる」といのは、
メッセージではなく「エネルギー」だと言われています。
神智学が提唱する七つある霊的エネルギー、
通称「宇宙光線(レイ)」が上の次元から下に降りてきます。
勿論、それは大目的による大計画を実現する為に、
しかるべき人間に対しこの七つのエネルギーの中から、
適切と判断されたモノがその人間に向けて流れてきます。
我々はそれによって「促されて」
物質界で行動を起こす訳です。
イメージすべき上からのメッセージというのは
「後ろから風が流れて我々が押されて前に進む」であり、
決して目の前に「○○へ行け」「○○をせよ」という
目印や看板を見せてくれる訳ではない、という事です。
そして、アストラル界とは「感情界」なので、
自分の「心」が投影されます。
なので、高次元から降りてくるエネルギーがいかに
限りなく純白で純粋な無に近い澄んだ水のような情報でも、
その人の心の在り方次第で、
いかようにも異なったビジョン(映像)として夢に映る訳です。
つまり、我々が見るビジョンは、
上の情報(エネルギー)によって心というフィルターを通して映し出されているモノにすぎず、
そのビジョン自体が「グラマー(幻惑)」という事です。
では、我々は「夢」に対し、
いかように考察するべきだろうか?
まず、夢に出てくる登場人物は気にしないでください。
世界観も気にしなくていいです。
何故ならその時の夢の設定は「メンタル界」がしてくれています。そこにある潜在意識のデータ(平たく言えば記憶)がその世界を作っています。
なので、夢にあるモノが、
まさに文字通り自分の潜在意識そのモノであり、
メンタル界にある自身のデータだと理解すると、
非常に自己理解への進みが早くなります。
そして、その世界の中で、色々とストーリーが展開されます。
それを動かしているのが想念エネルギーで、展開が早ければ早いほど「低層のアストラル界」にいると理解するといいのではないかと思います。
このストーリー展開自体が自分の心そのモノだと理解すると、
これもまた非常に自己理解への進みを促進してくれます。
このように、夢を通じて、
自分の精神と心と向き合い、
自分のトラウマを克服したり、
自分の中のカルマを清算したりなどが、
出来るようなります。
そして、最終的に、
アストラル界の想念エネルギーを
完全に鎮める事が出来るようになった時、
その時に初めて夢の中で、
高次元の情報をキャッチする事が出来るようになるのでは?
と思っています。
もちろんその高次元とやらには意識は向けず、
執着もせず、欲も持たず、
ただ純粋に真摯な姿勢で
誠意的にただただ「無」になる事を日々実行していかなければなりません。
意識した時点で幻惑は生まれます。
すべての幻惑は自動発生的です。
なので、誰に言われるのでもなく、
何かになろうという訳でもなく、
そこに結果が伴おうが伴わなかろうが、
呼吸をするように日々これを行います。
するとある日、それの行動が全て無意識に転換した時、
アストラル界と低位メンタル界のエネルギーは空白となり、
あるのは、上(コーザル体以上)からのエネルギーによって
見えるビジョンだけが残るようになると思って、
ただいま鋭意探求中!という訳です。(笑)
一応、これを今「夢」の話のみに絞って話していますが、
実際の直観の下ろし方でも(ブッディ界との連結)
上級霊とのテレパシーでも(アートマ界との連結)
まったく同じ話になると思います。
ゆえに、無我の境地は悟りへと導かれ、
悟りによって解脱になるというのは、まさにこういう事だと思っています。
(神智学における解脱とは、形態のある領域である低位三層「エーテル界」「アストラル界」「低位メンタル界」からの解脱であり、魂の核「モナド」への帰還の事を指します。)
とまぁ、こんな感じで
さまざまな内面的な探求の中で「夢」をピックアップして語ってみましたが、いかがでしたでしょうか?✨
はいはい、なるほどなるほど。
大丈夫!聞こえていますよ!皆さんの声が!
「長げーよ!」って(笑)
でも、実はこれって、意外とバカにならないのです。
自分のダンスにだって影響しますし、他の人のダンスの見方も変わります。
(あ、自分ダンサーなので、たまにいきなりダンスの話を始める事があります)
例えば、一つ目のリズムの取り方で
どれだけグラマーに惑わされているのかが分かりますし、
踊る前からアストラル界を完全に掌握して、
常々インスピレーション(直感)ではなく、純度の高いイントゥイション(直観)を下ろしているのが分かるようになります。
つまり「創造性の純度」がこれで分かるようになるのです!
でも、これはいずれまた別の機会に語りたいと思います(笑)
本日は以上です✨
いつも最後までお読み下さり誠に有難う御座います!
ではまた!
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