神智学が歪み始めたのは1930年代からです。 | 【神の叡智】ロゴス ブログ ~ Logos blog ~

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このブログでは、学問的な宇宙からの叡智を発信しています。

こんにちわ、フィリップです。

なんかこんな感じの動画みつけました☟(笑)

 

 

 

 

まぁ、確かにこの動画で言っている事の真実はどうなのかは私には分かりませんが、

神智学の中身だけを見た時に、

 

現時点では私の中ではかなりの実用性があり、

色々な情報の精査基準としてもとても優秀な学問となっているので、

 

ブラヴァツキーやリードビーターも含めた

様々な人がやらかした事はひとまず横に置き、

 

学問(教え)のみにフォーカスした形で

自分の意見をコメント欄に書きました。

 

結構長く書いちゃったので(笑)

せっかくだから記事にしてしまおうと思い、

ここにも添付したいと思います。

 

良ければぜひご一読くださいませ☟

 

本当にスピリチュアルを使ってお金ボロ儲けをする人が多くて嫌になりますよね。
ブラヴァツキーのトリックに関しての真実については分かりませんが、
神智学の理論のみにフォーカスして見ると、別にいかがわしいモノではないと私は思います。

むしろ宇宙進化論や魂の進化段階などを明確に定義するあたりなどは、
とても面白く読めるモノであり、かのアインシュタインも愛読し枕元に置いていたほど面白い本だったそうです。

また、ただ単に面白いだけでなく、
実際に実践をすると、意外と再現性や実用性があったりします。

その再現性は、シュタイナー教育で有名なルドルフ・シュタイナーの「人智学」が証明しています。
人智学は神智学から「神」の部分を取り除いた学問であり、それが今多くの人が学んでいるシュタイナー教育になります。

確かにヨガの古典「リグ・ヴェーダ」からの引用とも取れる理論も組まれていますが、
逆に表現が西洋的に置き換えられた事で、より理論的になった分、ヨガや仏教が苦手な人でも、
分かりやすく取り組むことができるようになっています。

因みに、元々神智学(1875年)が伝えている目標は
仏教でいうとことの「解脱」であり、
自分の魂への回帰であり、真我との統合でした。

この神智学がどこでゆがみ始めたかというと、
実は1930年代、IAM運動以降です。

ガイバラードという男性が始めたこのIAM運動では、神智学にはない
「アセンション」や「ワンネス」といったワードが使われ始め、

その結果、ひとびとは次元上昇(アセンション)や高次元な存在「アセンデットマスター」といったモノに憧れ始め、
地に足がつかないふわふわしたスピリチュアルが始まる発端となりました。

その後、1952年に元祖宇宙人コンタクティ「アダムスキー」の登場により、
人々のマインドはスピリチュアルから宇宙に向き始めます。

その2年後、ジョージキング(1954年)を筆頭にロバート・バッツ(1972年)やダリル・アンカー(1973年)など
突然、急にいろんな人が宇宙人とチャネリングで繋がったと言い始め、世は「宇宙宗教」の時代に突入します。


1983年にマイケル・ミルダットという人物がニューエイジの活動に重みをもたせる為に「ライトワーカー」という言葉を作り、
それをエンジェルナンバーを作ったドリーンバーチュが1997年「ライトワーカー オラクル」という本を出版した事で、「ライトワーカー」という言葉が広まりました。

そして、2006年にロンダバーンの「ザ・シークレット」の影響によってスピリチュアルを量子力学で証明しようとする動きが急激に広まり、
結果的に次元上昇という元々神智学には存在しない概念を、今や「精神性が高く波動の高い人間のみが3次元地球から5次元地球に移行する」という解釈に至っております。

(そもそも低次元の人間を残して、高次元になったと勘違いした自分たちだけ助かっていいという考え方自体が低次元である事を彼らは自覚しなければならない)

本来、神智学で提唱したニューエイジ(新しい時代)とは水瓶座の時代の事であり、
それは占星術によるモノで、地の時代から風の時代への移行を指したモノでした。

もともと占星術では、人類は星座に対応した動きをし、
その星座の影響によって生まれる異なった性質を「地」や「風」といった表現をしていたのです。

しかし、この頃(1960年~)になると、ニューエイジ思想は
ただの「自由への脱却」の思想として広まり、
今のすさんだスピリチュアル情報が蔓延する世の中となってしまいました。

ちなみに誤解回避の為に補足させて頂きたいのですが、
私は神智学の教えは絶対といいたい訳ではありません。

今のみんなが知っている近代スピリチュアルの始まりがブラヴァツキーが提唱した「神智学」ならば
まずは神智学にせめて触れてから、スピリチュアルを語ってほしいというのが、私の真意なのです。

そもそも神智学が何を説いているのかが分からないから、
みんな、ふわふわした空想の部分ばかりに囚われてしまうのだと思います。

人類を支配する宇宙人から地球を解放する為に戦うのがライトワーカーであり、
そのライトワーカーが自分たちであると思っている人達が、


本当がどうかも分からない石を数万から数十万円で購入しては、
指定された場所に埋める活動をしたりしています。

神智学自体が本当かどうかは、もちろん私には断定をする事はできませんが、
ただ、一人のスピリチュアルが好きな人間としてお伝えしますと、

神智学的見地から見てそのような活動は、
何一つ地球をよくする事はありません。

せっかく大金を使って購入した石も、
日本各地に石を埋めた多くの人の時間も労力も全て無駄であった事を彼らは知りません。

(もちろんその石を売った本人自身もこの活動は有効であると信じ込んでいますので、詐欺をしているつもりはありません。)

私はその石たちを購入した方々の気持ちを考えると
胸が締め付けられる思いです。

そもそもスピリチュアルには「アセンション」や「ライトワーカー」という言葉はない事がもっと広く知られていれば、
今のようにふわスピが蔓延する事も、宇宙宗教のビジネスの餌食になる犠牲者も今ほどいなかったのではないかと思うと、

悲しい気持ちでいっぱいです。

 


とまぁ、かなりの長文を書いたわけです(笑)

ここまで書いて私ようやく気付きました。

結構前に私「チャネラー年表」たるモノを作成したのですが☟

 

 

 

 

この「チャネラー年表」を作った意図が恐らく誰にも全く伝わっていないのだろうな、と。(笑)

 

神智学から始まった近代スピリチュアル。

本来ならそのままの情報で今に至ってもいいのではないだろうか?

 

なぜ、こんなにもほぼほぼ原形がとどまっていない状態になっているのか?

もはや「宇宙宗教」に触れていても「スピリチュアル」に実は触れている事に気づけない人もいるのではないだろうか?

 

(はい、かつての私がそうでしたが何か?)

なので私は知りたくなったのです。

どの時点で神智学が変わり始めたのかを。

 

すると、チャネラー年表を作っていた時は1952年のアダムスキー以降だと思っていたのですが、

最近の調査では1930年のIAM運動以降である事が判明しました。

 

とまぁ、そういう訳で、

今回はこんな感じです。

 

いつも長文を最後までお読み下さり誠に有難う御座います✨

それでは、また!

 

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