脳内信号(インパルス)は呼吸でコントロール出来る。 | 【神の叡智】ロゴス ブログ ~ Logos blog ~

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こんにちわ、メイソンです。

私は呼吸とインパルス(電気信号)は密接に関わっていると思っています。

 

 

特に「息を吐く時に、インパルスが強くなる」と思っているのですが、

確証を持ちたかったので、そういった研究はないのかと探してみました。☟

 

 

☝上記の記事の冒頭に

 

2016年の研究によって、脳幹の神経回路が、呼吸と脳の接続性について重要な役割を果たしていることが偶然発見された。その神経回路は呼吸のリズムによって調整されているため(ゆっくり呼吸をすると回路の活動が低下し、速く呼吸をすると活発になる)、脳がもつ「呼吸のペースメーカー」と呼ばれている。

 

と思いのほかすぐに答えは得られたが、肝心の研究内容が明記誰ていなかったので、2016年の研究内容を調べてみると、下記の記事が見つかった☟

 

 

☝上記の記事を要約すると、「延髄が呼吸リズムを作っている事が分かった」という内容でした。

 

具体的には、

 

延髄の腹側部にある「プレ・ボットジンガー・コンプレックス」という呼吸リズムを作っている領域があるのだが、

 

ラットにカルシウムイメージング法を使った実験で、フグ毒でニューロンの活動を停止させても、アストロサイトというグリア細胞が活動をし続け、自発的に息を吸うリズムの活動が続けられている事が発見された。

 

最終的に、

 

アストロサイトが呼吸リズム形成の中枢であるpre-Botzinger complex領域において吸息性神経活動を駆動していると結論づけられた。

 

 

これで自信もって呼吸法を伝えていく事が出来る!とホッとしました!

以上が本日の探求です。

 

お読み頂き誠に有難う御座いました!

 

 

用語解説

 

pre-Botzinger complex: 

延髄腹側部で左右対称の部位にある領域で、呼吸リズム形成における中核部位。

 

アストロサイト:

グリア細胞の一種、多数の密な細い突起を持ち、その突起がニューロンとニューロンの間のシナプスでの情報伝達を積極的に調節している。

 

グリア細胞: 

神経膠細胞(しんけいこうさいぼう)とも呼ばれる神経系を構成する細胞。

ニューロンと違って活動時に電気信号を出さないため、これまで電気生理学的にグリア細胞の計測が困難だった。最近、グリア細胞は、ニューロンとともに脳の様々な情報処理過程において能動的な役割を果たしていることが明らかにされつつある。

 

カルシウムイメージング法: 

カルシウムイオンの濃度変化を動画にして計測する方法。

個々の細胞が活動する時の位置関係も含めて解析することができる。

 

 

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