高松国税局に勤務する40代の男性職員が、親の扶養手当などおよそ78万円を 
不正に受給していたとして、高松国税局は、この職員を15日付けで減給の懲戒処分としました。 

懲戒処分を受けたのは高松国税局に勤める40代の男性職員です。 
高松国税局によりますと、この男性職員は愛媛県内の税務署に勤めていた平成24年8月から 
ことし5月までのおよそ5年間、別居している母親の扶養手当など 
およそ78万円を不正に受給していたということです。 

この職員は母親の扶養を装うため、生計費の名目で親の口座に毎月およそ8万円を送金し、 
その通帳の写しを毎年職場に提出していましたが、実際には送金後に親に返金させていたということです。 

高松国税局がことし5月に面談を行った際に、職員が話す収入と支出に不自然な点があったため、 
職員と親の通帳を確認したところ、不正が発覚したということです。 

高松国税局は信用を失墜させる行為を禁じる国家公務員法に違反するとして、 
この職員を15日付けで3か月間、10分の2を減給する懲戒処分にしました。 

この職員はすでに不正に受給した分を全額返納していて、15日付けで辞職したということです。 

 4番・鈴木誠也が怪我で離脱しても勢いはまったく衰えなかった。ペナントレースを独走した広島カープだが、その強さとは裏腹に複雑な思いを抱いているファンがいる。本誌・週刊ポスト前々号で「ファンの観戦マナーの悪さ」や「チケットの買い占め問題」「対戦相手本拠地でもデカいツラをする」などを往年のファンたちが嘆いているという記事を掲載したところ、編集部には大きな反響が寄せられた。

 記事には賛否両論あったが、〈よくぞ書いてくれた〉、〈甲子園のライトスタンドのカープファンのマナー違反は度を超えている〉といった本誌記事に賛同する声が多数を占めた。

 その中で、〈本当にその通り……いやそれ以上に酷いです。ぜひもっと取り上げてもらいたい〉と連絡をくれた、マツダスタジアムの近くに住む30代男性に話を聞いた。

「試合の2、3日前から球場正面で寝泊まりして試合開催を待っている人たちがいるのですが、夜中にもかかわらず缶ビール片手に大宴会。そういった“宴会軍団”がいくつもあり、彼らは酔って大声で叫ぶので、近隣住民は大迷惑しています。何度も球団に苦情を出しましたが、改善されていません」

 球場の管理事務所や所轄警察に訴えても「カープさんにお任せしています」と突き返されてしまうという。

 彼らが試合前から寝泊まりするのは、試合当日の開門と同時にダッシュして内野自由席を確保するためだが、ここでも問題が起きている。30年来のカープファンだという60代男性が言う。

「この“開門ダッシュ”はかなり危険です。自由席はスタンドの上部にあって長い階段を一気に駆け上がるので、ぶつかって階段から転げ落ちて、怪我をする人も出ています。

 それに自由席に辿りつくと席の上に次々とウチワなどを置いて、何十席分も“確保”する。仲間のために取っていて、他の人が座ろうとすると“そこは予約済みじゃ!”と威嚇するのです。挙句、満員の自由席の一角だけガラガラの時もある。彼らのせいで、修学旅行生たちがコンコースで立ち見をしていたこともありました。横暴な一部のファンのせいで泣いているファンがいるのです」

 球団に対策について問い合わせたが、締切までに回答は得られなかった。球団関係者が言う。

「球場内に多くの警備員を配置して監視を強化しているが、席取りなどは“トイレに行っているだけ”などと言い訳されると改善は難しい。人気になったがゆえに解決し難い問題に直面しています」

 CSや日本シリーズになれば、ファンの“暴走”はさらにヒートアップすることが予想される。ぜひとも球団には対策を急いでもらいたい。

飲みかけのペットボトルも「忘れ物」? 大型連休など、観光・レジャーに、泊まりがけで遠出する人もいるのではないでしょうか。そんなとき、ホテルで宿泊客と共に増えるのが忘れ物ですが、「捨てた」と思っていたものが「忘れ物」として保管されている場合があります。一体どういうことでしょうか。

ペットボトル、冷蔵庫の食べ物も「忘れ物」に

 さっそく、全国の駅前などにあるホテル、ルートインを展開するルートインジャパンに聞いてみました。宿泊客の忘れ物について、消耗品や日用品は3カ月、新聞・雑誌、飲食物は1日、ホテルで保管する、としています。 

 飲食物の中には、机の上に置いてある飲みかけのペットボトル、冷蔵庫に入ったままのヨーグルトなどが含まれる場合もあるといいます。 

 中身が相当残っているなど、お客様にとって不要か否かホテル側での判断に迷うものは、飲食物として1日保管するといい、フロントの帳簿に記帳し管理しているそうです。 

 私にも身に覚えがあるのが、洗面所に置いた市販の歯ブラシです。これは「消耗品・日用品」にあたるので、3カ月保管されます。
消耗品や日用品は3カ月保管するホテルもあります(写真はイメージです)
出典:https://pixta.jp 
 ですが、さすがにこれらを取りにホテルに戻る人はいなさそうです。「ゴミ」ではないのでしょうか? 

 担当者は「お忘れ物なのか、ゴミなのかはお客様にしか正確に判断できないものです」といいます。「ホテルとしての判断は非常に苦慮します」。 

 規定を原則として、客室清掃の担当者とフロントで連携して検討、対応するそうです。 

 ビジネスホテルを中心とした全国的な団体、一般社団法人 全日本シティホテル連盟に聞くと、「『忘れ物』と判断する基準は、ホテルによって異なる」といいます。「トラブルを避けるために、集めたゴミは1日はホテル内で保管するようにアドバイスすることはありますが、基本的にはそれぞれのホテルの中でルールを設けています」と話しています。

保管ルール、ホテルによってもさまざま

 全国チェーンの東横インでは、忘れ物は基本的に発見時からホテルで14日間保管していますが、飲食物や雑誌に関しては即日処分するそうです。 

 机の上に置いたペットボトルなどは、飲食物なので即日処分となります。一方、前述の歯ブラシは14日間保管されます。ホテルでの保管期間が過ぎた後は、財布、時計などの貴重品は警察に届け、それ以外は処分するそうです。これらの忘れ物は、帳簿で管理されています。 

 長期休暇の時期などは、忘れ物も増えるといいます。忘れ物の管理作業について聞くと、担当者は「作業が大変というよりかは、お客様が大切なものをお忘れになっていたら…と思うと心配になります。お忘れ物はない方がよいです」と話します。
室内に残された品物は規定に沿って対応するそうです(写真はイメージです)
出典:https://pixta.jp 

「ゴミ」はゴミ箱 意思表示を

 では明確に「捨てた」と意思表示するにはどうすればよいのでしょうか。 

 ルートインジャパンの担当者によると、ゴミだと判断しやすいのは「ゴミ箱に入っている場合」とのことです。 

 中には燃えるゴミとペットボトルなどを、同じゴミ箱に入れることに抵抗を感じる方もいるかもしれません。 

 そんなときや、ゴミ箱に入りきらなかったり、直感的に「ゴミ」と判断しにくかったりする品物でも、ゴミ箱の周辺に置かれていれば判断できるといいます。中には「捨ててください」とメモを残すお客さんもいるそうです。「これは非常に判断しやすく、ありがたいです」といいます。
ゴミ箱に捨てることで明確に「処分していい品物」だと示すことができます(写真はイメージです)
出典:https://pixta.jp 

「忘れてきたかも」気付いたら

 室内やユニットバス内のほか、館内着のポケットなどにも忘れ物が残されていることもあるそうです。 

 対応はホテルによって異なります。もしも「忘れてきたかも」と気付いたら、出発したその日のうちにホテルに連絡をした方がよいでしょう。 

 忘れ物をそっと保管しておいてくれる、ホテルの細やかな気遣いは、宿泊客が気付かないところにも行き届いていました。ただ、自分は「捨てた」と思っていたものを、長い間保管してもらうのはちょっと申し訳ないです…。チェックアウトのときの忘れ物チェック、その際に少し意識するだけで、誰かが楽になるポイントがあります。次の旅行から実践してみませんか。