今朝のテレビで、兵庫県の高校1年生の男子がインタビューを受けているのを放送していました。


中学3年間、たった1人で空き缶を300キロ拾って、貯めたお金で、車椅子を購入して、市に寄贈したそうです。


空き缶は1つが50グラム。300キロって、どれだけ沢山の空き缶を拾ったのでしょう。気が遠くなります。


「ゲーム感覚で、拾っているので、街が綺麗になる事がゲームに勝ったような気になる。。。」


そのような感想を笑顔で話されていた気がします。


3歳の時に祖父と散歩していて、祖父がゴミを拾っている姿を見て、自分もゴミを拾うようになったそうです。


小学生の時、児童会でアルミ缶を集めて売却金で、車椅子を購入するという取り組みをしたそうですが、購入に至らなくて、その後も、1人で取り組み続けたそうです。


活動時間は部活が終わってから、それも1人で。


学校は活動を理解してくれて、アルミ缶の売却の手続きをしてくれたそうです。


継続は力なり。


その言葉がそのまま当てはまる素晴らしい行動だと思います。


私たちは自分が幸せになるためなら継続できるかもしれない。


でも、彼の場合は、自分のためじゃなく、街を綺麗にするため、それが継続する事によってお金が貯まり、車椅子を買う事ができました。


そして、この車椅子はこれから足に障がいのある方の役に立ちます。


彼に拍手を送りたいし、彼のお祖父さんにも、お礼を言いたくなりました。


小さくても、幼い子供は大人の行動を見ているんですよね。


私は子供にとって良いお手本じゃなかったから、孫には良いお手本になりたいなと思いました。


1人でも空き缶を拾い続けた勇気ある行動に拍手です。


素敵なお話を聞けて、今日は朝から心がほっこりとしました。