ONの時代
先週NHKスペシャルONの時代を観た。
細かい説明は不要だろうから、
結論からいうと、
「長嶋茂雄氏」の「美学」に脱帽でした。
王さんは、世界の王、努力の人というイメージだが、
長嶋さんは、一歩間違うとお気楽で、
少々能天気なイメージだったが、
あれは多分に大衆が描いたイメージを長嶋さんが、
一生懸命守ったということだった。
「努力しているところは、お客さんに見せてはいけない」
とシーズン・オフの旅館の部屋の中で
窓を閉め切って黙々とバットを振ったという。
「野球の試合は毎日のようにあるが、
一人ひとりのお客さんにとって球場にくるのは
最初で最後かもしれない」
毎日活躍して欲しいというファンの欲求に答える為、
ベストを尽くそうという姿は、
正にプロとしての覚悟を感じた。
長嶋さんあなたは偉かった!