ミハエル初タイトル | bigmokaruのブログ

ミハエル初タイトル

91年のF1デビューから順調に
キャリアを積み上げてきたミハエル。

92年は、得意のベルギーGPで初優勝を決め、
ドライバーズ・ランキング3位。
93年も1勝を挙げランキング4位。

そして、94年プロストが引退し、
セナが不慮の事故で世を去り、
ミハエルを止める者はいなくなった。

開幕からの4連勝を含め前半戦7戦中6勝をあげる
ぶっちぎりの状況だった。

しかし、F1では一方的に勝ち続けるとFIAの横槍が入る。
チャンピオン・シップの行方が早めに決着すれば、
後半レースのチケットの売れ行きに影響するというわけだ。

ミハエルは、8戦イギリスGPを失格
11戦ベルギーGPも優勝後に車両違反が発覚し失格。
更に3戦の出場停止を言い渡される。

お陰でランキング2位の「デーモン・ヒル」に
1ポイントで最終戦「オーストラリアGP」を
迎える結果になった。

そして、「今日のその時を迎えます」(NHK松平アナ風)



この衝撃の映像は後に色々問題となるのですが、
さすがにFIAも色々後ろめたい部分もあって
ミハエルのチャンピオンを認めました。

私も正直「これはぶつけに行ってるな」と当時思いましたが、
この勝利にかける執念に脱帽し、
一気にミハエルのファンになってしまったのであった。