欧州株式市場サマリー(1/28) | bigmokaruのブログ

欧州株式市場サマリー(1/28)

ロイターより抜粋


FT100種総合株価指数(ロンドン) <.FTSE>
 終値      4295.20(+100.79)
前営業日終値   4194.41(‐ 14.60)
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クセトラDAX指数(フランクフルト) <.DAX>
 終値      4518.72(+195.30)
前営業日終値   4323.42(‐ 3.45)
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CAC40種平均指数(パリ) <.FCHI>
 終値      3076.01(+121.48)
前営業日終値   2954.53(‐ 0.84)
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 <ロンドン株式市場> 反発。ロイズ・バンキング・グループ <LLOY.L> を中心に銀行株
がこの日も上値を伸ばした。
 銀行セクターに対する国有化懸念が低下するなか、ロイズ・バンキング・グループは
50%超上昇。シティのアナリストは、ロイズ・バンキングの完全国有化は「不必要で、
政府が示した目的と一致しない」と指摘し、投資評価を「バイ」に引き上げた。
 ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS) <RBS.L> は35%超、バークレイ
ズ <BARC.L> も18.9%高となった。バークレイズは26日に新たな資本を求める考えは
ないと表明して以降、109%上昇している。
 一部鉱山株の下げが目立った。エクストラータ <XTA.L> は9.1%安。アナリストによ
ると、債務返済に充てる資金調達のため株式を発行する可能性があるとの懸念が浮上した。
 リオ・ティント <RIO.L> は1.5%安。同社についても債務返済のため株式を発行する
必要があるとのうわさが出ていたが、同社はこの日、新株発行を選択肢の1つとして検討
していることを確認した。
 ベダンタ・リソーシズ <VED.L> もさえない決算を嫌気し1.7%下落した。
 一方、金属価格がしっかり推移するなか、アングロ・アメリカン <AAL.L> 、BHPビリ
トン <BLT.L> 、アントファガスタ <ANTO.L> は1.7―5.5%上昇した。
 この日英国市場の引け後に発表を控えている米連邦公開市場委員会(FOMC)声明に
注目が集まった。

 <欧州株式市場> 大幅続伸。英ロイズ・バンキング・グループ <LLOY.L> が急騰するな
か金融株への買いが膨らんだ。
 FTSEユーロファースト300種指数 <.FTEU3> は25.18ポイント(3.21%)
高の810.82。上昇は3日連続。
 DJユーロSTOXX50種指数 <.STOXX50E> は98.16ポイント(4.41%)高
の2322.78。
 米オバマ新政権の金融セクターをめぐる対応に期待が集まった。米銀ウェルズ・ファー
ゴ <WFC.N > が配当維持とともに、不良資産救済プログラム(TARP)の追加資金は必要
ないとしたことも市場心理を明るくした。
 ロイズは50%急騰。シティのアナリストは、ロイズ・バンキングの完全国有化につい
て「不必要で、政府が示した目的と一致しない」と指摘、投資評価を「バイ」に引き上げ
た。
 他の金融株も大幅高となり、仏BNPパリバ は20.8%高、ドイツ銀
は22%高、フォルティス は12.8%上昇した。
 エネルギー株も高い。OMV は8.9%高、レプソル は1.9%
高、仏トタル は2.4%高。

                           [東京 29日 ロイター]