米国株式市場サマリー(1/26)
ロイターより抜粋
ダウ工業株30種(ドル) <.DJI>
終値 8116.03(+38.47)
始値 8078.04
高値 8231.68
安値 8023.16
前営業日終値 8077.56(‐45.24)
ダウ輸送株20種 2967.59 (+1.70)
ダウ公共株15種 375.85 (+9.66)
NYSE出来高概算 12.70億株
値上がり(銘柄) 1983
値下がり(銘柄) 1076
変わらず 88
S&P総合500種 <.SPX>
終値 836.57(+4.62)
始値 832.50
高値 852.53
安値 827.69
ナスダック総合 <.IXIC>
終値 1489.46(+12.17)
始値 1479.98
高値 1514.38
安値 1470.81
フィラデルフィア半導体株指数 <.SOXX> 209.89 (+1.61)
シカゴ日経平均先物3月限(ドル建て)終値 7885 (+295)大証終値比
シカゴ日経平均先物3月限(円建て)終値 7780 (+190)大証終値比
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値動きの荒い展開となるなか上昇。12月米中古住宅販売の予想外の増加や、医薬品大
手ファイザー <PEE.N
> による同業ワイス <WYE.N
> 買収のニュースが、キャタピラー <CAT.N
>
によるさえない利益見通しや金融セクターの健全性をめぐる懸念を相殺した。
この日発表された2008年12月の中古住宅販売戸数は6.5%増の年率474万戸
と予想外に増加。ダウ住宅建設株指数 <.DJUSHB> は2.7%上昇した。
ファイザーは同業ワイスを約680億ドルで買収すると発表した。スワースモア・グル
ープのポートフォリオ・マネジャー、カート・ブラナー氏は「大型の買収案件は久しぶり
だ。買収合意がある程度可能であることを示している」と述べた。
半面、キャタピラーは8.4%急落。同社は09年の利益が08年から大きく減少する
との見通しを示し、2万人近くを削減する方針を明らかにした。
ホーム・デポ <HD.N
> は7000人の人員削減を行うと発表。株価は4.7%上昇した。
ファイザーは10.3%安。ワイス買収の効果をめぐる懐疑的な見方が重しとなった。
ワイスは一時の高値から押し戻され、0.8%安で終了した。スワースモアのブラナー氏
は「統合によって両社にどのような利益がもたらされるのか疑問が浮上しているように思
う」と語った。
金融株は、追加資本増強の必要性をめぐる懸念から午後の取引で下げに転じ、S&P金
融株指数 <.GSPF> が2.1%下落。
地銀のリージョンズ・フィナンシャル <RF.N
> は12%急落。著名銀行アナリストのリチ
ャード・ボーブ氏が同行について、配当を90%削減する可能性があると指摘したことが
圧迫材料となった。
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[東京 27日 ロイター]