欧州株式市場サマリー(1/23) | bigmokaruのブログ

欧州株式市場サマリー(1/23)

ロイターより抜粋


FT100種総合株価指数(ロンドン) <.FTSE>
 終値      4052.47(+0.24)
前営業日終値   4052.23(‐7.65)
--------------------------------------------------------------------------------
クセトラDAX指数(フランクフルト) <.DAX>
 終値      4178.94(‐40.48)
前営業日終値   4219.42(‐41.73)
--------------------------------------------------------------------------------
CAC40種平均指数(パリ) <.FCHI>
 終値      2849.14(‐20.48)
前営業日終値   2869.62(‐35.95)
--------------------------------------------------------------------------------
 <ロンドン株式市場> ほぼ変わらず。引けにかけて商品株やディフェンシブ銘柄が値
を上げた。一方、英経済の景気後退入りが確認されたことから金融株は軟調だった。
 FT100種総合株価指数 <.FTSE> は一時4000を割り込んだ。4000割れは12
月初旬以来。
 金相場 の上昇を受けて産金ランドゴールド・リソーシズ <RRS.L> が6.9%高と
なった。
 他の鉱山株も序盤の下落から切り返し、カザキミス <KAZ.L> 、ユーラシアン・ナチュラ
ル・リソーシズ(ENRC) <ENRC.L> 、アングロ・アメリカン <AAL.L> 、BHPビリトン
<BLT.L> が0.1─3.1%上昇した。
 医薬品大手アストラゼネカ <AZN.L> は3.6%高。エクサンBNPパリバが投資判断を
「アウトパフォーム」に引き上げたことを好感した。同業の米ファイザー <PFE.N > が、ワ
イス <WYE.N > 買収を目指して交渉しているとの米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの
報道も支援材料となった。
 英国の2008年第4・四半期の成長率は、約30年ぶりのマイナス幅を記録した。
 銀行株が売られ、バークレイズ <BARC.L> は13.5%安と9営業日続落した。一段の増
資もしくは国有化を迫られるとの懸念が圧迫している。
 スタンダード・ チャータード(スタンチャート)銀行 <STAN.L> 、ロイヤル・バンク・
オブ・スコットランド(RBS) <RBS.L> 、HSBC <HSBA.L> も0.8─5.8%安。

 <欧州株式市場> 5営業日続落。金融セクターの業績不安の高まりを背景に6年ぶり
安値で引けた。
 FTSEユーロファースト300種指数 <.FTEU3> は2.25ポイント(0.29%)安
の760.54。2003年4月以来の安値となった。
 DJユーロSTOXX50種指数 <.STOXX50E> は12.20ポイント(0.56%)安
の2147.87。
 金融株が市場を圧迫。バークレイズ <BARC.L> が13.5%安となった。増資や国有化の
可能性をめぐる懸念が根強い。
 カザノブのストラテジスト、ダレン・ウィンダー氏は「センチメントは非常に不安定だ。
前途に光明を見出そうとしても、銀行システムが深刻な状況に直面している状況では、そ
れは非常に難しいだろう」と指摘。「銀行システムが実体経済に対する正常な機能を回復
し、十分な流動性や信用を供給できるようになるまでは、市場に対し非常に神経質な見方
が続くだろう」と述べた。
 BNPパリバ 、スタンダード・チャータード(スタンチャート) <STAN.L> 、
ソシエテ・ジェネラル は5.75―7.8%下落した。
 スイス再保険 も19.2%と大幅安。2月19日の通期決算発表で一段の評
価損を計上するとの懸念が高まった。同社の広報担当は市場のうわさにはコメントしない、
と述べた。
 一方、エネルギー株は上昇。米原油先物 が1バレル=42ドルを上回って推移し
ていることを背景に、序盤の下げ分を取り戻した。
 ガスのBGグループ <BG.L> 、ロイヤル・ダッチ・シェル <RDSb.L> 、トタル
1.5―2.8%上昇した。
                           [東京 24日 ロイター]