ゴアの陰謀?
今日(1/23)、日経新聞を読んでいたら、
「アメリカ再生への道」との記事が
掲載されていた。
読んでみると、
オバマ政権の今後の方向性が
多少見えた気がした。
ゴア元副大統領と
グーグルのエリック・シュミット会長が
オバマ政権誕生に深くかかわっており、
彼らは、オバマ政権に
「新エネルギーの活用」を訴えている。
その中で注目されているのが、
「太陽熱発電」
昨年6月から太陽熱発電の
量産工場が稼動したそうだが、
その主体はシリコンバレーの
環境ベンチャーの「オースラ社」
創業資金を提供したのは、
ゴア副大統領が幹部を務める
KPCB(クライナー・パーキンズ・コーフィールド&バイヤーズ)
というから全くのできレースかもしれない。
ゴア副大統領といえば、
2006年に「不都合な真実」というドキュメンタリー映画に出演。
2007年には同映画が、アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞。
同年これらの活動が認められノーベル平和賞まで受賞した事は、
記憶に新しい。
グリーン・ニューディールといっても、
現在主流とされる「太陽光発電」や「風力発電」では、
既に欧州や日本に先行されているので、
自前の「太陽熱発電」で巻き返しを図るというのが、
いかにも米国らしいと思える。
今騒がれている「環境関連」の幾つかは、
全くの検討はずれになるかもしれない。