オバマ大統領 就任演説 | bigmokaruのブログ

オバマ大統領 就任演説

オバマ大統領かっこよかったですねー。


演説の最後に、

「God bless you,

Good bless United States of America !」

と言った時には、

本当に映画のワン・シーンを見ているようでした。


ちょっとアメリカ国民がうらやましいような、

それに引き換え、我が麻生総理は・・・。


今日はひまだったので、

オバマ大統領の就任演説を

改めて読んでみました。


読んでみて驚いたのは、

このくだり。


「われわれの医療はあまりにも高くつき、

学校は多くの期待を裏切り、

エネルギー消費のありようが敵対者を強くして、

地球を脅かしているという証拠は日々、

積み上げられている


この「敵対者」の部分は、

原文では、「adversaries」となっており、


辞書によると、「adversary」は、

敵、敵対者、対抗者、反対者、対戦相手

の意味で、

暗に中東産油国やロシアを指しているのでしょうね。


アメリカの安全保障の面でも、

資源外交は重要と言うことでしょう。


これが、脱石油「グリーン・ニューディール」の

動機の1つなんでしょう。


また、演説の最後のほうに

今後の経済対策についても

言及しています。


「どこを見渡しても、

やらなければならない仕事がある。

米国経済は大胆で迅速な行動を求めている。

われわれは雇用創出だけでなく、

成長の新たな基盤を築くために行動する。


商業に力を注ぎ、

われわれ同士を結びつける道路や橋、

配電盤デジタル回線を構築する。

われわれは科学を正しい場所に戻す。

医療の質を向上し、コストを削減するために、

驚嘆すべき技術を巧みに使う。

太陽光と風力を車の燃料に、

工場を稼働するために活用する

新時代に合うよう学校や大学を変革する。

これらすべてをわれわれはできるし、やっていく」


環境関連については、

太陽発電と風力発電についての

言及がある程度ですね。


世界中が注目した就任演説ですが、

期待の大きさが失望に変わらないと

いいんですがね。