欧州株式市場サマリー(1/12)
ロイターより抜粋
FT100種総合株価指数(ロンドン) <.FTSE>
終値 4426.19(‐22.35)
前営業日終値 4448.54(‐56.83)
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クセトラDAX指数(フランクフルト) <.DAX>
終値 4719.62(‐64.27)
前営業日終値 4783.89(‐96.02)
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CAC40種平均指数(パリ) <.FCHI>
終値 3246.12(‐53.38)
前営業日終値 3299.50(‐24.83)
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<ロンドン株式市場> 4営業日続落。商品(コモディティ)株の売りが優勢となり、
金融株の上げを相殺した。
需要懸念で原油・金属価格が下落したことを受け石油・鉱山株が売られた。
BP <
ル <
鉱山ではアントファガスタ <
「ホールド」に引き下げたことも圧迫要因となった。
ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC) <
リトン <
MFグローバル・スプレッズのマヌス・クラニー氏は、今週は失望を誘う内容の企業決
算が圧迫材料となる公算が大きいとの見方を示した。ただ、今四半期中には利下げや原油
下落の影響が出始め、相場は勢いを回復する可能性があると指摘した。
FTSE350銀行株指数 <.FTNMX8350> は2.4%高。ロイヤル・バンク・オブ・スコ
ットランド(RBS) <
ベートエクイティのアポロ・マネジメントとBCパートナーズがノーウィッチ・ユニオン
のパトリック・スノーボール元最高経営責任者(CEO)と共に、RBSの保険部門入札
に参加する。
HSBC <
<
ヘッジファンド大手マン・グループ <
を「ホールド」から「セル」に引き下げ、目標株価も引き下げた。
プライベートエクイティの3iグループ <
が投資判断を「オーバーウエート」から「イコールウエート」に引き下げた。
<欧州株式市場> 4営業日続落。原油下落を受けエネルギー株が売られた。企業業績
が一段と悪化するとの懸念の高まりも圧迫材料となった。
FTSEユーロファースト300種指数 <.FTEU3> は13.73ポイント(1.58%)
安の853.22。
DJユーロSTOXX50種指数 <.STOXX50E> は34.72ポイント(1.40%)安
の2451.87。
リセッション(景気後退)により世界のエネルギー需要が後退するとの見方を背景に原
油価格は約7%下落した。
BP <
イル <
自動車株も安い。世界的な需要の落ち込みを嫌気した。BMW
CMCIC証券のチーフストラテジスト、バレリー・ブラグノル氏は「指数の水準は、
業績予想が幅広く下方修正されることをすでに織り込んでいるようだ。いずれにせよ、リ
スク回避がこの日の主要テーマだった」と指摘した。
リオ・ティント <
億5000万ドル規模のブラジル鉄鉱石鉱山の拡張計画を延期した。また、オーストラリ
アの石炭部門の売却を計画していると報じられた。
他の鉱山株も売られ、BHPビリトン <
タ・リソーシズ <
8.1%安。
一方、銀行株は値を上げた。ロイズTSB <
が、両社の株主割当増資が不調に終わったことから、両社合併後の株式について英政府の
保有比率が43.4%になると明らかにした。
ロイズは7%高、HBOSは5.4%高。このほかバークレイズ <
HSBC <
[東京 13日 ロイター]