1983 WGP
1983年といえば上のDVDを持っている事を
思い出して早速見ました。
でもね、このDVDイマイチなんですよね。
実際の映像は、シーズン後半しかない上に
レース・シーンもコース全体が映ってない。
ホーム・ストレート付近のかなり限定したところだけ。
どちらかっていうとインタビューが多い。
熾烈なチャンピオン争いを続ける
ケニーとフレディーを中心に
レース前のインタビューが収録されている。
しかし、意外な事に二人の関係が
割りとおだやかな感じなんですよ。
ケニーはキング・ケニーと呼ばれ
3度のチャンピオンに輝いた
正にチャンピオン・オブ・チャンピオンで
引退を既に宣言して、
今シーズンに全てを賭けている。
一方のフレディーは、
史上最年少チャンピオンを狙う若き新星で、
序盤戦からポイントでリードしたものの
後半ケニーの巻き返しにあい、
最終戦まで優勝がもつれ込んだ状況。
これって、2005年のF1の状況と酷似している。
しかし、ミハエルとアロンソの関係が
ぎすぎすしたものだったのに比べ、
ケニーとフレディーの関係は、
「レースでは容赦しないけど普段は友達、
おなじアメリカン・ライダーだしね」
なんて言ってんですよ。
結果最終戦でケニーが優勝を飾るも2ポイント差で
フレディーがチャンピオンに輝く。
正に歴史に残るシーズンでした。