米国株式市場サマリー(12/7) | bigmokaruのブログ

米国株式市場サマリー(12/7)

ロイターより抜粋


ダウ工業株30種(ドル) <.DJI>
     終値       8769.70(‐245.40)
     始値       8996.94
     高値       8996.94
     安値       8719.92
   前営業日終値    9015.10(+62.21)
ダウ輸送株20種      3567.26 (‐150.00)
ダウ公共株15種      372.31 (‐7.22)
NYSE出来高概算     12.35億株
   値上がり(銘柄)   622
   値下がり(銘柄)   2490
   変わらず        57
S&P総合500種 <.SPX>
     終値       906.65(‐28.05)
     始値       927.45
     高値       927.45
     安値       902.37
ナスダック総合 <.IXIC>
     終値       1599.06(‐53.32)
     始値       1621.63
     高値       1625.37
     安値       1588.20
フィラデルフィア半導体株指数 <.SOXX>     223.12 (‐11.44)
シカゴ日経平均先物3月限(ドル建て)終値 9050 (‐190)大証終値比
シカゴ日経平均先物3月限(円建て)終値 8965 (‐275)大証終値比
-------------------------------------------------------------------------------
 大幅反落。12月のオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)
全米雇用報告が予想よりも弱い内容だったことや、半導体大手インテル <INTC.O > が業績見
通しを下方修正したことで景気懸念が再燃した。
 米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表した週間(1月2日まで)石油在庫
統計で、原油在庫が大幅増加したことを受け、エネルギー株が売られた。米原油先物は
12%超下落した。
 12月の米雇用統計発表を2日後に控え、12月のADP全米雇用報告が予想以上に悪
い内容となり、大規模な景気対策を計画しているオバマ次期大統領が直面する課題を浮き
彫りにした。
 インテルは7日、パソコン(PC)需要の減退を理由に、第4・四半期の売上高が、
11月に下方修正した従来予想を下回るとの見通しを示した。これを受け、リセッション
(景気後退)懸念が高まった。
 6日遅くにはアルミニウム大手アルコア <AA.N > が、1万5000人超の人員削減や設備
投資の縮小、事業の売却などを発表しており、インテルのニュースで地合いはさらに悪化
した。
 DAダビッドソンの市場ストラテジスト兼リテールリサーチ部門ディレクター、フレッ
ド・ ディクソン氏は「投資家は企業決算に関して悪いニュースを予想していた。アルコ
アとインテルのニュースは、実際どれほど状況がひどいかということを投資家にあらため
て認識させた」と指摘した。
 石油大手シェブロン <CVX.N > とエクソンモービル <XOM.N > はそれぞれ4.4%と2.6%
下落し、ダウの下げを主導した。S&Pエネルギー株指数 <.GSPE> は3.8%安。
 インテルは6.1%急落。アップル <AAPL.O > は2.2%安、マイクロソフト <MSFT.O > は
6%安となった。
 第4・四半期に赤字を計上するとの見通しを示したメディア大手タイム・ワーナー
<TWX.N > も6.3%急落した。
 金融株ではモルガン・スタンレー <MS.N > が7.6%下落。ゴールドマン・サックス
<GS.N > は4.8%下落した。サンフォード・バーンスタインが、両社の2009年の利益
予想を引き下げたことが嫌気された。S&P金融株指数 <.GSPF> は5.1%安。

 ※記事中の企業の関連情報は、各コードをダブルクリックしてご覧ください。

                          [東京 8日 ロイター]