欧州株式市場サマリー(12/7)
ロイターより抜粋
FT100種総合株価指数(ロンドン) <.FTSE>
終値 4507.51(‐131.41)
前営業日終値 4638.92(+ 59.28)
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クセトラDAX指数(フランクフルト) <.DAX>
終値 4937.47(‐88.84)
前営業日終値 5026.31(+42.32)
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CAC40種平均指数(パリ) <.FCHI>
終値 3346.09(‐50.13)
前営業日終値 3396.22(+36.30)
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<ロンドン株式市場> 7日ぶりに急反落。原油・金属価格の下落を受け商品(コモ
ディティ)株が売られた。
12月の米オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)雇用報告で、民間雇用
者数が予想を上回る69万3000人減となったことから、センチメントが悪化した。
石油株が売られた。BP <
リストに対し、第4・四半期利益が予想を下回る見通しを示したとのうわさが広がった。
米石油在庫統計で原油在庫が予想を上回る増加となり米原油先物
から、その他石油株も売り優勢となった。ロイヤル・ダッチ・シェル <
イル <
た。
金属価格の下落に伴い鉱山株も軟調だった。BHPビリトン <
リカン <
値下がりした。
銀行株も軟調だった。なかでもマン・グループ <
業績発表を前にUBSが同社の投資判断を「バイ」から「セル」に引き下げ、慎重な見方
を示した。
小売株はまちまち。テスコ <
方、マークス・アンド・スペンサー(M&S) <
M&Sは、第3・四半期の売上高が既存店ベースで過去最悪となり、コスト節減のため
約1230人を削減する方針を示したが、市場では予想ほど悪い内容ではなかったとして
安心感が広がった。
<欧州株式市場> 反落。2008年12月の米オートマチック・データ・プロセッシ
ング(ADP)雇用報告で民間部門雇用者数がエコノミスト予想を大幅に上回る減少とな
ったことが嫌気されたほか、原油・金属価格の下落を背景に商品(コモディティ)株が売
られた。
FTSEユーロファースト300種指数 <.FTEU3> は11.72ポイント(1.32%)
安の877.85。
DJユーロSTOXX50種指数 <.STOXX50E> は39.88ポイント(1.55%)安
の2538.55。
BGCパートナーズのデビッド・ブイク氏は「最も重要だったのは米民間雇用者数の大
幅な減少と米抵当銀行協会(MBA)が発表した住宅ローン申請指数の低下だ。これらは
欧州市場にとって警鐘となった。センチメントが変わり、利食い売りを誘った」と述べた。
欧州株式市場は前日まで6営業日連続で上昇していた。
エネルギー株が下落。米原油先物
55%安。アナリストに対し業績下方修正の可能性を伝えたとうわさされた。BPはこれ
を否定した。
ガスのBGグループ <
3.7─4.7%下落した。
鉱山株も安い。金属価格の下落に圧迫された。アングロ・ アメリカン <
ビリトン <
ィント <
金融株はロイヤル・バンク・オブ・スコットランド <
コメルツ銀行
としたほか、UBSが目標株価を9.5ユーロから7ユーロに引き下げた。
自動車株はBMW
%高となった。
[東京 8日 ロイター]