欧州株式市場サマリー(12/31) | bigmokaruのブログ

欧州株式市場サマリー(12/31)

ロイターより抜粋


FT100種総合株価指数(ロンドン) <.FTSE>
 終値      4434.17(+41.49)
前営業日終値   4392.68(+73.33)
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クセトラDAX指数(フランクフルト) <.DAX>
 終値        休場
前営業日終値   4810.20(+105.34)
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CAC40種平均指数(パリ) <.FCHI>
 終値      3217.97(+ 0.84)
前営業日終値   3217.13(+86.41)
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 <ロンドン株式市場> 3日続伸。金融株のほかディフェンシブ銘柄である医薬品株が
買われた。短縮取引で商いは薄かった。
 FT100種総合株価指数 <.FTSE> は年間では31.3%安となり、1984年の指数
算出来最大の下落率となった。
 医薬品株が上昇。グラクソ・スミスクライン <GSK.L> 、アストラゼネカ <AZN.L> 、シャイ
ア <SHP.L> が0.4─2.2%高だった。
 レッドメイン・ベントレーのポートフォリオサービス部門を統括するティム・ホワイト
ヘッド氏は「(2009年の)主な懸念は、各国政府による金融危機対策が企業のクレジ
ット問題を解決しない可能性があるいうことだ」と指摘。「問題への対応が適切に行われ
なかった場合は、年初の楽観ムードが後退し、下半期には一段の困難に直面する可能性が
ある」と述べた。
 銀行株も上昇。HSBC <HSBA.L> が2%、スタンダード・チャータード(スタンチャー
ト) <STAN.L> が4.9%、バークレイズ <BARC.L> が3%それぞれ上げた。
 一方でロイズTSB <LLOY.L> は0.4%安。買収を予定しているHBOS <HBOS.L> の年
金信託基金が買収延期を求める可能性があると報じられたことが尾を引いた。HBOSは
0.9%高。年間では90%下落した。
 携帯電話大手ボーダフォン <VOD.L> は2.1%高。クレディ・スイスが投資判断を「バ
イ」とした。
 米原油価格 が下落する一方、石油株はまちまち。ロイヤル・ダッチ・シェル
<RDSb.L> 、ケアン・エナジー <CNE.L> 、タロー・オイル <TLW.L> 、ガスのBGグループ
<BG.L> が0.3─2.2%安となった。
 BP <BP.L> は1.2%上昇した。
 鉱山株はBHPビリトン <BLT.L> 、アントファガスタ <ANTO.L> 、リオ・ティント <RIO.L>
が0.9─2.9%高で引けた。

 <欧州株式市場> 薄商いのなか続伸。ただ、クレジット危機の影響で年間では大きく
下落した。
 FTSEユーロファースト300種指数 <.FTEU3> は7.50ポイント(0.91%)高
の831.97。年間では45%下落した。
 ドイツ市場など主要市場が休場だったことに加え短縮時間で取引を終える市場も多く、
引き続き薄商いとなった。
 この日は銀行株が買われ指数を押し上げた。バークレイズ <BARC.L> が3%、UBS
が2.7%、スタンダード・チャータード(スタンチャート)銀行 <STAN.L> が
4.9%、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS) <RBS.L> が2.5%それ
ぞれ上昇した。
 クレディ・スイス が2.2%高、英資産運用会社のアバディーン・アセット
・マネジメント <ADN.L> が14.6%高と急伸した。アバディーンは31日、クレディ・
スイスの資産運用部門買収で合意したことを明らかにした。
 ディフェンシブの医薬品株も堅調。グラクソ・スミスクライン <GSK.L> が2%高。アス
トラぜネカ <AZN.L> も2.2%高となり、年間での上昇率が約30%と、2008年の好
成績銘柄の1つとなった。

                           [東京 1日 ロイター]