解剖会議 | bigmokaruのブログ

解剖会議

先日「ガッチリマンデー」の録画を見ていたら、

日清食品が取り上げられていた。

(私は経済番組を殆ど録画しておいて、

暇な立会い中に見たりする)


「カップヌードル」「チキンラーメン」を作っている

あの会社。


その中で面白かったのが、

「解剖会議」。


これは、事業の企画や商品が失敗した際に、

原因が誰にあるかを調べる会議だそう。


その上で、損失額をその責任者に割り振りするという。

何ともサラリーマンには恐ろしい会議ではある。


例えばある商品の開発が失敗した際に、

1億の損が出た場合、

商品の企画者に責任の50%で、5、000万円

営業担当者に責任の30%で、3、000万円

販売担当者に責任の20%で、2、000万円

という具合に損の責任を割り振るという。


別に給料や退職金から差し引くということはないが、

この責任分担金は、退職時まで引き継がれるそう。


失敗した時には責任の所在が曖昧になりやすいが、

これですっきりするわけだ。


失敗したほうは、何とか挽回しようとするし、

無謀な企画の抑止力にもなるでしょうね。


最近の「厚生労働省」「農林水産省」の問題も、

責任の所在があいまいだからいつまでも

解決しないと思うので、

是非「解剖会議」をやって明らかにしてもらいたいもんです。