本は10冊同時に読め! | bigmokaruのブログ

本は10冊同時に読め!

先日R25のブックレビューに載っていて

気になったので読んでみました。


著者は、元マイクロソフト日本法人社長の

「成毛眞」氏。



本は10冊まとめて

この本かなり挑発的です。

サブタイトルの

「本を読まない人はサルである!」

からもわかりますが、

本の中身は正に「成毛ワールド」

言いたい放題、書きたい放題である。


これを読んで不快感を覚える方もいるかもしれないが、

私は面白いと思いました。


私はある意味とても正直な人だと思うんですよ、

成毛氏は、仲間内なら大丈夫だけど公に発言するとどうか?

と思う事をかなり正直に書いていると思いますから。

(もしかしたら、そこら辺も氏の作戦の内かもしれませんけど)


先日テレビを見ていたら某「みのもんた氏」が、

「サブプライム問題って、

我々庶民はどう対応したらいいんですか?」

何て発言してましたけど。

ああ、いうわざとらしい発言より私的には好感が持てます。

(みのもんた氏が庶民なら、庶民とは誰を指すのか?

古館伊知郎氏の正義面もほとほと嫌になります)


これを読んでいると、堀場製作所の

「堀場雅夫」氏を思い出しました。


仕事ができる人できない人

堀場氏の著作「仕事ができる人できない人」

がベストセラーになった時にインタビューで、

仕事ができる人ってどういう人ですか?と質問され、

「こういう本を読まない人」

答えた時には、しびれましたね。

「だって仕事ができる人は、

こんな本読む必要がないもの」

しごくもっともな事をおっしゃってました。

(もちろん私も読みましたけど・・・)


それくらい、本書において成毛氏も

言い放ってます。


でも、言っていることは過激でも、

話の内容は筋が通ってます。


「とにかく本を読め!」とそれもできるかぎり

片っ端から興味を持ったことはどんどんと。


まあ、私は元々本が好きですから、

だまされたと思って益々読もうと思います。


最後の方に成毛氏の推奨本が出ていますので、

参考まで、


氏の生き方・考え方を変えた本

<少年~青年時代編>


「水滸伝」 施耐庵/松枝茂夫編訳(岩波書店)

「積みすぎた箱舟」 ジェラルド・ダレル

/浦松佐美太郎訳(暮らしの手帖社)

「星を継ぐもの」 J・Pホーガン/池央耿訳(東京創元社)

「華麗なる一族」 山崎豊子(新潮社)


氏がもっとも感化された本

<社会人編>


「失敗の本質」 野中郁次郎(ダイヤモンド社)

「ご冗談でしょう、ファインマンさん」 

リチャード・P・ファインマン/大貫昌子訳(岩波書店)

「タオ自然学」 フリッチョフ・カプラ/吉福伸逸訳(工作舎)

「資本主義対資本主義」 ミッシェル・アルベール/

小池はるひ訳(竹内書店新社)


若いときは「仮説力を鍛える本」を読もう!


「モーセと一神教」 ジークムント・フロイト/渡辺哲夫訳(筑摩書房)

「ノアの洪水」 W・ライアン、Wピットマン/戸田裕之訳(集英社)

「黒死病」 ノーマン・F・カンター/久保儀明、楢崎靖人訳(青土社)

「利休・茶室の謎」 瀬地山澪子(創元者)

「セーヌ左岸の恋」 エド・ヴァン・デル・エルスケン/大沢類訳(東京書籍)


また、氏が参考にしている書評家は、

「松岡正剛氏」「森山和道氏」

本の購入は、アマゾンよりも紀伊国屋のウェブが

お勧めだそうです。