J-CDS
先週は更新のなかった「藤戸レポート」ですが、
今週はちゃんと更新されております。
http://www.sc.mufg.jp/inv_info/ii_report/fj_report/index.html
これを読むとまだまだ「危機は去った」とは、
いえない状況のようです。
レポートの中で日本企業のCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)にも
異常な数値を記録している企業があると
出ていたので、調べてみました。
「J-CDS」なるホームページを発見。
http://www.j-cds.com/jp/index.html
これに10月14日現在のCDSの値段が乗っていました。
藤戸氏によると、
1.CDSスプレッドが200bp以上は、イエローカード
2.CDSスプレッドが400bp以上は、レッドカード
3.CDSスプレッドが700bp以上は、重態
4.CDSスプレッドが1000bp以上は、倒産が秒読み
で、日本の上場企業でいうと、
1000bp以上は、「アイフル」1587bp「武富士」1317bp
700bp以上は、「日本航空」847bp
400bp以上は、「ソフトバンク」646bp、「エルピーダ」530bp
200bp以上は、「日興コーディアル」396bp、「プロミス」370bp
「オリックス」365bp、「住友不動」357bp
「全日空」327bp、「西松建設」300、
「荏原製作」297bp、「大成建設」290bp
「IHI」268BP、「アコム」260bp
「鹿島」215bp、「NECエレクトロ」206bp
「パイオニア」206bp、「野村HD」201BP
「クレディセゾン」201bp
という感じ。
「アイフル」「武富士」は倒産が秒読み?
結構有名どころの名前が載ってますね。
ちなみに、「GM」5653bp、「FORD」3337bpで、
さすがに震源地のCDSスプレッドは「破格」です。