TDU ENZO VS Mclaren
私が「ENZO」 と「Mclaren」の
比較の舞台に選んだのは、
「Oahu Raceway」です。
偶然、「エクスプローラー」の為に
島中をぐるぐる走っていて発見しました。
場所は、「Honolulu Airport」の
真下です。
拡大画像下。
開きっぱなしになっていて
自由に走れます。
ここで、3台の実力をチェックしてみようかと。
ただ残念な事にタイムは計れないので、
あくまで「インプレッション」ということです。
まず、いつも乗り慣れていて、
基準となる「ENZO」で走ってみます。
コース前半は、3速までの中低速コーナーが
続き、後半は6速まで入るバックストレートが
あります。
次に「Mclaren F1」に乗り換えてみます。
走り初めてすぐに気付くのは、
エンジン回転の重さです。
「ENZO」の方が鋭く加速します。
また、低速区間でも「Mclaren F1」は、
典型的なアンダー・オーバーで、
コーナー立ち上がりで不用意に
アクセルを開けると簡単に横を向こうとします。
重量配分によるものなのか、
リヤウィング無しによるトラクション不足なのか
車両重量が200kg以上思い「ENZO」よりも
車体の動きは重く感じます。
明らかに「ENZO」よりも遅いです。
次に「Mclaren F1GTR」
走り出した感触は、
「F1」に比べると断然軽いです。
コーナー進入でのノーズの入りもよく、
リヤウィング装着の効果か
トラクションのかかりもよく
コーナー立ち上がりで横を向く心配は
ありません。
ただ、やはりエンジン・パワーでは
「ENZO」より一段劣るようで、
バックストレートでのスピードの乗りは
「ENZO」に一歩劣ります。
最高速は20~30km/h落ちかと
思います。
再び「ENZO」。
「Mclaren F1GTR」よりやはりエンジンが軽いです。
実際は200kg超重いはずのボディーを軽々と
加速させます。
また中低速でのハンドリングは、
正にニュートラルで、
軽くリバースしても、
カウンターを当てれば
何事も無く走れます。
「F1GTR」と比べても格段にコーナーがよいです。
「F1GTR」では、テールが流れた時に
欲を出してパワースライドに持ち込もうとすると、
リアの挙動が乱れてしまうのですが、
「ENZO」は軽いカウンターでリアのスライドが収まり
まるで、運転がうまくなったかのような「錯覚」を覚えます。
普通これだけ重心が低くオン・ザ・レールで走れるマシンは、
いったん挙動を乱すと手に負えない動きをするものですが、
この「ENZO」はそういったところがなく、
正に理想のステアリングです。
裏のストレートでは6速で、
360km/h以上出てしまいます。
恐らく「F1GTR」と走っても余裕で、
追い抜いてしまうでしょう。
(ENZOの画像は、昨日寝る前に撮ったので、
何故か全部右コーナーになてしまった。
手抜きだね)
実車の世界では、
どうか分かりませんが、
少なくともTDUの世界では、
「ENZO」は無敵です。