散髪
昨日は暑かったし、たまたま時間があったので、急遽「散髪」することにした。
場所は行きつけの「980円カット」の店。
私は、特にファッションに興味が無いので、ファッション関係にはあまりコストをかけないのだ。
しかし、その日はたまたま「髪を短くしよう!暑いし」と考え、
「阿部寛 風」がいいんじゃない?
と勝手に決めた。
1ヶ月か2ヶ月に一回、定期的に通っているので、
なじみの人に
「今日のお題は、阿部寛でお願いします」
と言うことに決めた。
実は、「阿部寛」が私は好きなのだ。
昔はモデルあがりのツマラン男と断じていたのだが、「結婚できない男」というドラマをたまたま見てはまってしまった。
あの偏屈で自分の価値観を頑として曲げないところ、「私にそっくり」で妙に親近感を覚えてしまったのだ。
それ以来「阿部寛」がテレビに出ると見ずにはいられんのだ。
で、店に着くとたまたま顔見知りの人はいなかったが、覚悟を決めて椅子に座った。
店員 「今日はどうなさいますか?」
私 「阿部寛 風にお願いします」
店員 「阿部寛が今どんな髪形してるかわかんないんですけど?」
と冷たく言われてしまった。
客商売でそんな言い方あるか?
と思いながら私は動揺してしまい、しどろもどろに。
「じゃあ、短めに切ってください・・・・」
出来上がった髪型は、「阿部寛」というよりは、「ルパン3世」に近いものだった。