あの子が亡くなった日から11日目の朝を迎えた

 

今日はよく晴れてる

 

あの日の天気がどうだったかは思い出せない

 

後から聞いたのはあの日が満月の夜だったってこと

 

 

 

 

昨日は上の子たちを習い事に送り出して頭ボサボサ1日パジャマだった

 

いただいたお花やお香典のお返しをネットで探した

 

母親としてきちんと使命を果たさなければ、とは思いつつも

 

時々手を止め、あの子の写真や動画を振り返っては悲しくなり

 

そんな作業を繰り返しながら、気づいたら夕方になっていた

 

結局、1日の成果はなく、何も終わっていなかった

 

帰ってきた子どもたちがママの残念な姿を見てノーコメント

 

やばっギアチェンジしないと

 

悲しみモードと母親モードの行き来はすごく疲れる

 

かといって

 

ずっと悲しみモードも

 

ずっと母親モードも

 

どちらの自分も想像できない

 

それでも残酷に日々は過ぎ去って当たり前のように次の日がやってくる

 

廃人のような1日を過ごすと、そんな自分にも悲しくなってくる

 

それを見る子どもたちも嫌な気分になるだろう

 

 

 

そう思って今日は少しギアを変えてみる

 

久しぶりに自分の顔を鏡で見てみた

 

いろいろと残念で、これはあの子が知っている私ではない

 

慌てて髪の毛を整え、顔のケアをした

 

お気に入りの香水もつけていつもの自分に少し近づけてみた

 

今日はこのモードで行ってみようと思う

 

夕方に上の子が行きたがっていた雑貨屋さんに行く約束をした

 

きのうはどうしても行く気になれなくて

 

なんでと怒られたけど、説明できない自分が情けなかった

 

 

今日のこのモードなら恐らく外出できるはず