グレッグは高機能の自閉症で彼とはもう6年くらいセラピーをしています。彼が小学校に行っている時に、初めて会いました。
彼にとって小学校と中学校生活はまるで地獄のようでした。彼のことを理解しようともしない先生たち、クラスメートも彼のことを理解するのが難しかったのです。彼はいつも孤独に感じ、自分はダメだ、普通の人間ではない、いつも危険に晒されているような気持ちをしていました。私にできることは、彼のサポートとなり、先生たちに自閉症のことを理解してもらうようにすることと、彼のご両親も支えることでした。今振り返ったら、私は暗闇の中で、明かりをかざしていたような、気がします。明かりは希望でした。この苦しみは永遠には続かない。
彼の高校生活は小学校、中学校とは全く違った肯定的な経験になりました。私は高機能の自閉症のための学校に行くように進めたのですが、親と彼は、近所の高校に行くことに決めました。全く正解でした。高校1年生の7日目に友達グループに出会い3年間このグループは壊れなかったのです。
けれども、彼は自閉症があるので、長く友達と時間を過ごすことが辛くなります。自分の中での葛藤もたくさんあります。彼の場合は、その上、自分のセクシュアリティに疑問を持ち始めました。
先日彼がある事を告白しました。私は普通に受け取り普通に話しました。私の知識は限られているので、それも正直に話し、でも100%サポートを示しました。
セッションの最後に彼は、「なぜか知らないけれども、(私の名前)とは話しやすいんだよね。話すの怖かったけど、話してよかった。気持ちがスッキリした。」
私は、「信頼して、心を開けてくれてありがとうね。話してくれてありがとう。一人で頑張らなくてもいいんだよ。」
そう一人で頑張らなくてもいいのです。



