アレックスとの旅:#1から随分と時間が経ってしまいました。。。
アレックスは朝一のクライアントです。一番初めのセッションはとても緊張しました。正直言って、心の中で泣きたくなりました。みんなが「アレックスはあなたとは話さない」と言ったので、なぜ私がセラピーをしないといけないのか、疑問になり、またちょっと嫌な気持ちがしました。そこで、このセッションのゴールを自分の心の中で、決めました。アレックスに私が彼のことを好きだと感じてもらうこと。私と心地良い感じになれるようにすること。
Zoom の画面に現れたアレックスは丸い顔をしたあどけない15歳でした。すぐさまに、私は自己紹介をしました。彼は私の言葉を聞いているようでした。そして彼に、
私 「何をするのが好き?」
アレックス 「I don’t know.」
私 「私は外で散歩するのが好き。アレックスも散歩するのが好きって 聞いたよ。」
アレックス 無言
私 「何色が好き?私は赤が好き」
アレックス 「I don’t want to talk about it.」
このパターンが10分くらい続いたでしょうか。何を聞いても「I don’t want to talk about it.」私は心の中で「ギエー」と叫んでいました。
私はアレックスは動物が好きだと聞いていたので、箱いっぱいにあるミニチュアの動物のおもちゃをアレックスに見せ始めした。すると、なんとアレックスは、動物の名前を言って、私との会話を持ち始めたのです。涙。。。
普通のセッションは55分ですが、第一回のセッションは30分で終わりにしました。楽しい時にセッションを終えて、次のセッションを楽しみにしてもらう方が長い目で見ると、もっと大事だからです。
その日の夕方にグループホームのスタッフが、「アレックスがこんなにセラピストと話したのは、初めて。」とEメールをくれました。
ひょっとして希望が。。。。





