この数週間は、たくさんのレポートを書かなければなりませんでした。診断をするためのアポイントメントは通常は週に1−2あるのですが、この数週間は週5つ。診断をするには色々な情報を集める必要があり、テストなどもするので、レポートが長くなるのです。そしてエージェンシーからのレポートのデッドラインもあるので、ストレスいっぱいです。とてもイライラしていました。
ところで、私は診断の過程が好きです。色々な情報を色々な所から集めて(家族、学校、他のセラピスト、医者など)、テストの結果を見て、クライアントとの会話、そして診断基準を考慮して、診断を下していきます。
トラウマは時には、ADHDの症状のように見えたり、不安障害も時にはADHDに誤診されることもあります。だから、診断は慎重に進めていきます。
診断名への道のりはある家族やクライアントにとっては怖い道でもあります。私はいつも、家族に肯定的な方向から対応しています。怖い気持ちを理解して、言葉に表して、そして、セラピーをして状態が良くなることを強調します。明るく、優しく、でも信頼してもらえるような強さを示すようにしています。"It's going to be okay."
時にはトランプ元大統領を好きそうな親御さんと出会う時もあります。心の中で、私は白人ではないので、私の言葉を真剣にとってくれるかな?と思うことがあります。でもクライアントの事を考えると、差別されているなんて考えている場合ではないので、リードを取って、言うことは言って、進めていきます。結局アポイントメントが終わる頃には、差別の顔はなくなって、子供のことを心配している感謝一杯の親の顔に変わっています。このような時に、このような小さな瞬間がたくさん起これば差別の意識も変わってくるのかもしれない、と思えました。



