かっぱぷいこさんの

写真詩で綴る、失われた自分を探す物語。全16回



最終回

をお借りしてきました。


実は午後からは外は寒いので東京八重洲事務所

ちなみに東京はあと自宅兼個人事務所があって

使い分けは…

(; ̄ー ̄)...ン? 聞きたくない?

(x_x;)シュン もとに戻します…


で内勤にしようと。

そして顧問先の書類作成と思いきや…ほったらかして

ブログのテーマ整理をしていました。
(;^_^A アセアセ・・・


そこで気がついたことが

( ´△`)アァ-

彼女のこのシリーズ

十二回までで拝読が止まっていて

ようやく追いつくことができ

すっきりしました。


でも

最終回は2011-08-31 18:00:00

遅ればせながらで…
(o*。_。)oペコッ


こちらが→目次←になっていますので よろしければご堪能くださいませ♪


では 開演です。




。。。。。。




『円』




朝の浜辺で木の枝拾って


ぐるりと回転して砂に円を描いた


それから枝をバットに持って素振りした


ピュンと風が鳴いた


今度は枝をヤリにして


思いっきり海へ投げた


軽すぎて力無く


波の手前でそれは落ちた


ザワザワと白い波が音をたて


落ちた枝をすくいあげた


波はサラサラとこちらに伸びて


私が描いた円を壊して流れ込んだ


心地良い南の波の温かさが


体に伝わり視線を落とすとそこには


行儀良く砂から生えた


二本の足が並んでいた


それはまぎれもなく私の足だった


破れた円の中心に


私がいた


そう 私はここにいた






作/かっぱぷいこ