今回は

コトノハの魔法使い

かっぱぷいこさんの登場です。


【かっぱぶいこの幸せになろう!】

さあ、魔法のじゅうたんに乗って!

輝く世界を見せてあげる!

婚活女子に贈る「白馬の王子様はいる!」王子様と出会う方法。


彼女とは

ポエムジャンルの同好

当初はお互いペタで相互読者

水面下で縁を繋げて


満を持して

読者になりアメンバーへと

駆け上っていきました。


縁のあった時期といえば

メロウが永眠した

去年の10月の上旬ごろでしょうか


彼女の詩集は

雨の詩や海の詩そして馬の詩など

幅広く味わいがあって

楽しみに拝見しています。


また

自身の葛藤を

乗り越えてきた

ヒストリー

そのあふれ出す

想いから浮かび上がる

コトノハには

絶句することもしばしば。


今だから語れる

コトノハ

また新たに発見した

コトノハ

これからも垣間見られれば

幸いに思っています。


作品の撰集の前に

彼女の

ペンネーム

かっぱぷいこ

興味津々になりませんか?

興味のあるかたは

コチラで「そうなんだ」って由来をお楽しみください



では

彼女の

コトノハ

ご堪能くださいませ♪。





『腑に落ちる』




魂は遊ぶ 波に乗って

一番高い波に押し上げられ

広い海を見渡す

美しい珊瑚礁

爽やかに吹き渡る風

眩しい光

遠くの入道雲の下はスコール

そのまま波に乗り大きく運ばれる

楽しい 面白い わくわくする





魂は翻弄される 荒れた海に踊らされて

消える事のない三角波の上で

天も地も無くかき回される

暗く底知れない外海

叩きつける雨

光は見えない

苦しい 怖い 絶望する





魂は浮かぶ 鏡のような凪の海面に張りついて

同じ場所をわずかに揺れている

360度の水平線

微動だにしない薄曇りの空

湿度だけがべたりと高い

ここは何処なのだ

何故ここにいるのだ

何の為に存在するのだ

言いようもない不安に襲われる





今 魂は真理に近づこうとしている

それは大きな海の中

静かに穏やかに下降している

一枚の皿が沈んでいくように

左右に揺れながら

海という光の世界を

無数の輝く泡をぬいながら

進んで行く

なるほどそうだったのか

そういうことだったのか

すべての思いは海の上に置いて

海面と垂直のベクトルで

重力のままに

重力のままに





作/かっぱぶいこ