『すきま風』作品

主人公三者のエピローグを

投稿・自作で奏でてみました。









もうあれから
どれくらいの月日が
経ってしまったの





あなたからの
連絡が
途絶えてしまって
今更
メールさえ
打つことも出来なくて





切れそうな
細い糸を手繰り寄せるように
あなたと
繋がる為に
理由を探す
私がいる





そう
あなたの誕生日
お祝いのメッセージくらい
送ってもいいでしょ?





あなたを
忘れられない
私のことを





記憶の片隅にでも
留めておいて欲しくて…










。。。。。。





始まりの予感


自分でもわからない


どこからきたかも知らない


悪戯に吹く風のように


心に入り込んだ


一筋の光


それは心地よくも


ちょっぴり刺激的で


酔っていたくなる


始まりの…


微かな予感





瑠璃





。。。。。。




あなたには

忘れがたい彼女が





そんな貴方を

密かに見つめていた

エトセトラな私





あなたの

痛み

未練

ひしひしと

感じていた





新たな貴方の夜明けが訪れる





23時00分

23時30分

23時59分59秒

00時00分00秒

送信





この日だけは

エトセトラから脱皮して

陽のあたる場所から

あなたにメッセージ





あなたの生まれた日

おめでとう

これからも

貴方に

幸が微笑みますように





江彰 透