22〜28日は館山若潮マラソンに向けて、水曜にスピード上げて走って臨むつもりが、22日の夕方から右腰が痛くなり、走れる感じではなくなった。
ギックリ腰かと思ったけど、ゆっくりであれば動けるんで、何か違うけど、とにかく同じ姿勢でおると痛い所が硬くなり動くのも怪しい状態になった。
とりあえず走るのは無理なんで様子を見て、ストレッチや家のマッサージ器具を腰に当てたりして色々してみたが、全く改善せず。
さすがに館山若潮マラソンもあるけど、そもそもヤバいなと思い、水曜に整形外科へ行ってレントンゲンを撮って診てもらったけど、異常なしでシップのみ。
木曜に出社するんで、その流れでケッズ小川町の予約を入れて、鍼とマッサージ治療をしてもらった。年末に左ふくらはぎを痛めた時、細かい対応で直ぐに解決してくれたんで、すがる思いで行った。
治療をしてもらったが、ふくらはぎの時より、直ぐに効果が感じられんかったけど、少しは良くなったように感じた。
それもあったんで、金曜朝、久しぶりに軽く走ってみたけど、右腰には違和感があり、右周り、左周りを1周ずつしてみて止めた。走れるけど、なかなか厳しい状況じゃったわ。
27日は一切走らず、28日の本番はどうしようかと思ったが、仲間が特急券取ってくれたし、デビューのフルマラソンが館山なんで、ゆっくりでもええかと思い、参加する事に決めた。
行きは船橋を6:18の特急で館山へ。
結構停まる駅があって、2時間半くらい掛かったけど、初めて行きに特急に乗ったんで、鈍行しか乗ってなかった身からするとかなり快適じゃったわ。
館山駅に着くと、いつもはバスへ乗るのに待たされるけど、今回はスムーズに乗車出来たんで、仲間が今回は参加者が少ないんじゃないかと心配しとった。同日に勝田があるんで、タイム狙いの人は殆ど、あっちに行ってしまうんで、それは仕方ない。館山はタイムは難しいけど、色々魅力があるんで、好きな人は好きなんよねえ。
会場へ着くと待ち合わせてわけではないのに、千葉のラン仲間や神奈川から船と車で来たラン仲間達に会ったりとスタート前に盛り上がれた。
その後はトイレへ行ったりしとったら、1人になり、そのままスタートラインへ。
スタートラインへ向かう途中に、先週の東京チャレンジマラソンでペーサーをした2人に会えた。
館山はアップダウンが色々あり、通常より難しいんで、ペーサーをやるだけでも尊敬するわ。
スタートブロックはAじゃったが、感触ではサブ4出来れば良く、ほんとにヤバくなったら、直ぐ止めるつもりじゃったんで、Aブロック最後尾近くに並んで、スタートした。
とりあえず大丈夫なスピードで進むと、すぐに3.5のペーサーに抜かされたんで、やはり今回は厳しいのかと現状を突きつけられ、どんどん差が開いて行った。
まあ仕方ないかと思い、とりあえず走りやすいペースで進むと5分ちょいのペースを時計は示しとった。
そんな感じで序盤は時計を見たりしたけど、今回はあまり意味がないんで、大丈夫な所で感覚のみで走ると、どこからか分からんけど、段々3.5のペーサーが近付いて来て、思ったより動けるようになって意外じゃったわ。
5km以上走ると海沿いになり、神奈川側も見えて来て、天気が良ければ富士山が見えて気分が上がるけど、今回は曇天で全然見えず。
富士山が見えんので残念じゃが、寒いくらいの曇天なんで走るのに最高な環境で、タイム狙いには持って来い。
どこら辺か分からんけど、4:50ちょいで走れるようになったんで、ペースを刻むと10kmから15kmの間に3.5軍団に追いついたんで、集団は避けようと思い抜いた。
その後は平砂浦に入り、房総フラワーラインをひたすら直進しとると尿意を感じるようになって来て、今回はタイム狙いじゃないんでトイレを探しながらの走りに。
トイレに行きたいと思っても、コースから遠かったりと直ぐ行けずで、一度行きたいと思うとなかなか厳しい。
やっと20km過ぎにエイドとトイレがセットになっとる場所がありピットイン。小なのに我慢したせいか、なかなか出るのが止まらず、酒を飲んどる時みたいに出てビックリしたわ。
そんな感じじゃったんで、トイレ後にコースに戻ると、少し前に見覚えのある人らが周りにおり、少し先には3.5軍団がおり、知らん間に抜かされたんで、どれだけトイレ長かったんやと、またもや驚いた。
思ったより間があったんで、また追い付くのに時間が掛かり、海側から山沿い入る約23km位で集団に追い付いた。
館山は、ここからが本番。
内陸に入ると海があまり見えなくなり気分が上がる場所がなくなるし、上りの斜度が上がるんで、同じ感じで走るとペースが落ちるし、30kmには一番乗り上りがあり、海沿いに戻ってからも向かい風や小刻みなアップダウンに削られる。
過去何度も痛い目にあって来たんで、今回は頑張っても体自体が怪しい事もあって、3.5軍団の後ろを走り、様子を見ながら走る事に切り替えた。
集団は結構な人数で30人くらいはおる感じじゃったけど、やはりペースを合わせてじゃと走りやすい。
じゃが、集団なんで、お互い様なんで声掛けしたりして配慮をするのが普通じゃけど、隣におった人が間隔を開けても、短い時間の中で3回当たって来て、何も言わんのんで、さすがにマナーとしていけんと思って、文句を言うてしもうたわ。
それもあったんで、さすがに集団で走るのは厳しいと思って、一番の上り坂がある30km手前からは軍団より前に出た。
激坂はやはりどのペースで走ってもキツいけど、タイム狙いじゃない分、気持ちは楽。
あと上りを頑張った後は激下りになるけど、下りで頑張り過ぎると脚が消耗するし、最近だとヒラメ筋を故障したり、大田原では攣ったりとロクな事がないんで、時計でペース確認しながら慎重に走った。
33km位にある館山休暇村で海沿いの道に戻り、来た道を戻る。
ここから微妙なアップダウンと向かい風があり、なかなかの手厳しいコース。
とりあえずペースダウンするなよと思いながら、ひたすら進む。もう、この時点で腰の痛みはあまり感じず、フルのキツさの方を感じる状態じゃった。
ペースは普段であればキツく感じる事はないけど、一定ペースで走ると、それに慣れてしまい、ここから上げるにはかなりの労力を使うんで、無理。
そんな感じでペースは上がらんけど、速くゴール着かんかなと思いながら進むのは、いつも変わらんね。
1km1km距離が減るのだけが楽しみで、やっと残り3km切って北条海岸に戻って来てテンションが上がって来て、自然にペースが上がって行った。
そうなると、以前痛めた左ヒラメ筋が途中からモヤッとして来て、大丈夫かなと思ったが、大してペースが上がった訳ではなかったんで、ゴールまで痛くなる事なく走り切れた。
タイムは3時間26分台で、10km毎だいたい48分台でペースを刻めたようじゃ。
ハーフ前のトイレは1分以上ロスしたようで、この区間だけは50分超えてしまった。
今回は腰の件で、東京マラソンの練習で、4:30ペースで走り、後半上げるのをやるつもりでエントリーしたけど、全く出来ずで残念じゃったけど、フルを走り切って腰が大丈夫じゃった事は収穫じゃったわ。
あと記録証がランネットから抽出出来るんで、してみると順位が254位じゃった。
このタイムで、この順位って、おかしいと言うか、ハッキリとタイム狙いの人が全然出てないのが分かる結果じゃったね。
勝田走ったラン仲間は3時間3分で千位以上じゃったんで、全然違うよね。
帰りは、お楽しみの特急宴会。
仲間が館山中村屋に予約してくれたチキンバスケットを食べながら打ち上げ。
今回もみんなちゃんと走り切れて良かったわ。
