F5富士急ハイランドからのつづき。


富士急ハイランドを出ると、裏道な緩い上りの道を行き、高速道路沿いの緩い舗装路を行って、トレイルを下り、ロードを走って、昨年ボラをした小倉山を上って、富士吉田の道の駅を抜けて、忍野へ向かう。


ここら辺は昨年から小倉山への行き方が変わっとったけど、知っとるルートだったのと、昨年一緒にボラした方が高速道路沿いから下りのトレイルで誘導しとると聞いとったんで、走って、元気に会わないといけんと思って向かった。





小倉山の誘導は今回色んな場所でお会いしたちゃんぷさんが単独で担当されており、グータッチして進んだ。しっとる山だけに、やっと来たと思い、感慨深かった。


その後は富士吉田の道の駅まで、ふかふかのトレイルを走ったけど、ボラの人らからカープはおらんのでゴメンと言われ、何やと思ったら、道中、色んな球団のキャラ人形が応援で置かれとった。

スライリーがおらんで、残念じゃったわ。


富士吉田の道の駅の先の信号までは昨年のボラで下見をしとったけど、それ以降は知らんかったけど、下りの道をひたすら直進。更に富士登山競走の駐車場で何回も来た事ある所の横を下り、ある程度行ってから、右折して、久々の山へ。


富士急から、ここまでは走れるし、富士吉田の道の駅や自販機があるんで、富士急エイドで足らんかったモノも追加出来る。





忍野までのトレイルは序盤は緩やかな林道を進むと、写真の様な木が伐採された場所に出て一気に開けて、雄大な景色が、天気が良ければ最高じゃったが、晴れ過ぎてなく、曇りの気候が走るのには良いんで、難しいね。


ピークを超えて、下る道中に、富士急ハイランドに向かうトレイルで応援してくれたラン仲間が、再度出現してビックリ。こんな所でまた応援してくれるとは思わんかったんで、嬉しかったね。


その後、地図を見て、何回か上り下りがあるかと思ったら、そんな事はなく、下りのロードで、拍子抜けしたが、腸頸靱帯が少し痛いんで、無理して走らず歩いて忍野エイドへ向かった。


96km富士急ハイランドから112km忍野エイドまで16km 2時間45分掛かった。


忍野エイドでは、なぜかコーラの配給がなく、昼過ぎの一番暑い時にないんでガッカリ。胃の方は相変わらずで補給はバナナなどはどうにか食べれた。コーラがなくガッカリして、エイドを出たら、隣にスポーツ施設があり、中を見ると自販機があって、係の人に買っても大丈夫かと聞いたらOKと言われたんで、麦茶を買わしてもらい救われた。


色々やったりしたんで、またもや30分ちょいエイドに滞在してしもうた。



次は125km山中湖エイドに向けて、13km。


忍野エイドを出ると、向かい風が強い、ここを無理して走っても体力使うんで、速歩きにして、トレイル入り口まで進んだ。


ただ歩くとなかなか進まんので、眠さも来る中、私設エイドでコーヒーを提供してくれる方達がおり、めちゃくちゃ救われて、気持ちが上がった。



トレイルに入ると砂利道の林道を進んだ。

そんなに斜度はキツくなく、広いんで、夜でも、ここなら安心して行けそう。今回は明るかったんで、景色を楽しみながら進んだ。ただ頂上まで、あと20分?の表示があってから、全然着かんので、ほんま合っとるんかと思ったけど。



大平山の頂上に着くと眼下には山中湖が一望出来て、風が吹いて気持ちえかった。



じゃが、そこが一番上ではなく、写真の木段を下ったり、上ったりして更に上に行かんといけんかった。


木段の上りは自分のペースで行けば良いけど、下りは、それなりのスピードが出て衝撃を受けるし、幅に合わせてリズム良く行かんといけんので、かなり神経を使った。


その後、一番上に着くと、一気の下りになり、薮の中のシングルトラックをユルユルと下ったけど、道中に知らん方じゃけど、何度も応援してくれた方とすれ違い、ありがたい。


下り続けとると、別荘らしき家が見えて来て、トレイルは終了し、舗装路に。ここからは脚の事を考えて、歩きに切り替えた。


山中湖周辺の道に下りてからは徒歩できららまで向かった。道中、今回唯一寄る事の出来るセブンがあるけど、胃の調子から考えて、何を食べれるか分からんので、行かんかった。周りは7割は寄っとったと思う。


どうにか日が落ちる前、18時前に、124.7km山中湖きららエイドに到着。


忍野エイドから2時間45分くらいで、富士急〜忍野エイドまでと、ほぼ同時間じゃった。


こっちの方が3kmちょい短かったけど、ロードを走ったり、歩いたりした差が出たんじゃと思う。


自分自身の最長記録大江戸ナイトランの115kmを超えれたんで、少しホッとしたけど、ここからが本番と聞かされとったし、2015STYで走った事あるコースと結構違うし記憶がないんで、かなり用心した。


疲れもかなりあるけど、胃の不調は変わらずで、バナナや具が殆どない豚汁などは食べる事が出来たけど、椅子からなかなか立てん。


あと、この後は二重曲峠、杓子山上り下りの二大巨頭があり、次の二重曲峠まで4時間半掛かる予報と標高が一気に上がるんで、気温が下がる事を考えてウェアを上下着んといけん。


先に着替えた方の情報じゃと、杓子山の頂上は氷点下以下じゃと言われたんで、かなりビビって、下は短パンの上にロングタイツ、更にレインズボンを履いて、上はロングのインナーにロングシャツを重ね、更にレインのロングを着込んで再出発。


着替えなどにも時間が掛かり、エイドには1時間ちょいおった。


124.7km山中湖から次の二重曲峠138.2kmまで、13.5km。胃の事より寒さの不安がかなりある中、19時過ぎに再出発した。


つづく