第3ウェーブ15時にスタート!


ペースは速く走らないだけを意識して、上の画像の42時間の区間タイム内を目安にした。


スタート直後はラン仲間と走ったけど、道中、別の知り合いにあって話をしたら、ペースが合わんかったんで、最初の仲間は先へ行き、最終的に2度と会わんかった。


別の知り合いと話しながら、舗装路や林道を進み、時折見える富士山を撮影しながら進んだ。


この後、知り合いがシューズに何か入ったんで直すと言う事でお別れ、この知り合いは、この後トイレやエイドに行っとったら、いつの間にか抜かれて、天子山地の途中で抜いたら声掛けられ、夜なんで分からんかったけど、自分がカープじゃったんで分かったようじゃ、抜いた後、次のエイドの麓で再会。その後は彼の方が速く、始めの知り合いじゃないけど、2度と会わんかった。


知り合いが他にもおるかなと走っとったら、カープ姿と言う事から広島から来たんですか?と何回か話しかけられ、その中で広島在住の人と2人話しながら進む流れに。


1人の方は、この後何度も会う事になり、天子山地では大渋滞したけど、色々話が出来たんで、キツい上りがあまり気にならず進む事が出来た。






林道や舗装路がやっと一度終わり、東京電力の鉄塔下のトレイルへ。脚に優しんで嬉しいけど、今回は何度も渋滞でストップ。どうしようもないんで、速う行かんように調整してくれとると思うようにしながら進んだ。







トレイルが終わってからロードを進むと、24km過ぎにある富士宮エイドに到着。


時間は3時間8分くらい。


エイド自体はスムーズに行けたが、トイレの数が少なく、小がなかったんで、待ち時間が長かった。ゆっくり走るとトイレが近くなるし、念の為に行っとかんと、この後、天子山地で次のエイドまで27kmあるんで万全の体制を敷く必要がある。


トイレに関しては結局最後のエイド以外は大混雑で、小専用のトイレがあると、よりスムーズに流れるんで次回は改善されるとええね。


天子山地入口へ、夜になる前に行きたかったけど、間に合わず暗闇になってしまった。


日が暮れた事で、キツい天子山地への移動スピードが全体的に下がり、道中は大渋滞になったが、大江戸ナイトランで後半まで抜き抜かれした方に会ったり、広島在住の方にまた会ったりして、この方とは長者ヶ岳までの上りをずっと話しながら進めたんで、上りがキツいなと思うより楽しく流れに沿って進めた事で、キツくなく進んでいけた。


長者ヶ岳までの上りは長かったけど、更にここから熊森山まで下って上りがあって、ここで広島の人が休憩する事で別れた。


その後は黙々と登ったんで、さっきと比べて、楽ではなくなって、時折2018年に走った見覚えのある景色を見て、まだまだ掛かりそう、もう少ししたら着くと思いながら進んで、やっと熊森山山頂に到着。


スタートから7時間半くらい。夜の10時半。


ここからの下りが斜度があり、激下りで滑る。2018年の時は明るい時間で、路面がそんなに踏まれてなかったのに、色々滑った記憶があったんで、更に今回は夜の渋滞で人が詰まるんで集中せんといけんと意識した。


意識はしてみたが、渋滞しとる事もあって、自分のペースではないんで、何度も滑って尻もちをついた。ゆっくりだと接地時間が長り、後ろに体重が行ってしまい、滑ってしまうんで仕方ない。

とにかく前に転ばんように意識して進んだ。


どうにか激下りが終了し、アスファルトの下りへ。


後で距離とタイムを見たけど、1.4km位に30分掛かって、実際は短いのに、かなり長く感じたねえ。


ここから次のエイドまで、まだ約10kmあり、長い下りが続く。下りが好きで脚が強い人は良いけど、自分は下りだとスピードが出ん事もあって、かなりの人に後ろからバンバン抜かれる。このポイントはかなり苦手じゃ。そのせいもあって、後半は平地になったけど、走る力がなくなり、歩いて、やっと51kmの麓エイドに到着。








ここの名物は富士宮やきそば、今回はあまり味が分からずじゃった。


夜になり、寒くなると思ったけど、終始暑く、半袖にアームカバーで問題なかった、じゃが汗をかき過ぎたせいで、あとあと胃の不調に繋がったかも。


思ったより飲み食いに時間が掛かってしまい、再出発に30分も経ってしまった。


この時点で9時間50分、夜中の1時前にエイドを出た。



麓エイドの次は10km行けば本栖湖エイドで近い。天子山地の時と違い、体に優しい。

序盤はフラットなのと休憩した事で走る力が戻って来たんで、本格的な山に入るまで、走れる所は走った。

道中、広島湾岸トレイルで並走した方にも会ったりして、夜でもカープで走ると声を掛けてもらえるんでありがたかった。

このポイントは一つ大きな山を上り下りすれば良いんで、山に入ったら、時折同じような人らパックになって進めるんで、力を温存出来て、ありがたい。

そんな中、関西弁でずっと話をしとる3人組がおって、話さんようになる時がなく、ずっと話をして、ラジオ感覚で聞かせてもらった。この人らとは抜き抜かれつつをしながら進んだけど、あちらの方が余裕度が違い過ぎて、本栖湖エイドの途中から先に行かれ、もう会う事なかった。

そんな感じで、本栖湖エイドには、麓エイドから2時間ちょいで到着。

本栖湖エイドに着くと、2018年の時とは大きく様変わりしてしまい、湯葉丼や他の補給も出来たけど、今回は水分と身延まんじゅうのみで、寂しい雰囲気になっとった。太鼓のお出迎えもなくなったし、何か事情があったんかねえ。
あと石川弘樹さんがエイドの手伝いをしとったのに驚いたけど。

ここのエイドでは、さすがに長居する理由はなく、トイレへ行って、饅頭食べて、水分を補充して、10分も掛からず再出発した。

この時点で、朝の3時過ぎで、12時間経過。

つづく