京都の仕事帰りに、ゆっくり散歩し、

下鴨神社に散歩してみることにした。




最近すっかり京都に恋している。

今まではなんだかんだ言っても

大阪が一番と思っていたのに


自然が沢山ある場所を歩くと

心が癒される。


出町柳駅付近から

下鴨神社に向かい歩いていく。





途中に河合神社というところがある。




ここは女性の神様、

玉依姫命が祀られている。


玉依姫命は玉のように美しく

美麗の神として信仰が深い。

美麗の神ってネーミングがすごいね…✨


そして玉依姫命はなんと、

神武天皇のお母様!

(神武天皇は日本初代の天皇です。)


これだけでもう、なんだか

ご利益がありそうな気がしてくる。


少し前にこの神社の事を知り、

御参りさせてもらうことにした。


まず、本殿に御参り🙏




そのあと絵馬を買う。




鏡絵馬というもので

自分が鏡を覗きこんだ時を

イメージして書く。





境内には、色鉛筆やマジックが用意してあるけど、自分の化粧品を使ってもok👍





私のはこんな感じに。



絵馬に願いを書く。


(願いはこちらの面に書きます🪄)



私はこれまで良縁を祈願しながらも、

ずっと曖昧に

"幸せになれますように"

という願いしかもっていなかったことに

気づいた。


神様も毎日沢山の願いが届くだろう。

そんななかで、はっきりと

私にとっての幸せは何なのかを

具体的に伝えないとわからない

と思った。



これまで

自分の願いが変わっていく事を

心のどこかで理解していたのか、

はっきりと絵馬に字を書き

形に残してお願いする、という事に

抵抗があったことに気づいた。


なぜか?


願いが叶った時にはもう

そう望んでいなかったらどうしよう

私は気が変わりやすい


神様に強欲な小娘やな!と

思われたらどうしよう

そもそももう小娘ではないけど


私はその幸せを手に入れるのに

値するのか


など考えていたから。


願い事をする前から

神様にまで遠慮し

願いが叶った妄想が"やった〜"ではなく

"どうしよう?"に設定されていた

ことに気づいた。



でもやっとわかった。

"これが欲しい"

"こうなりたい"

とハッキリ口に出せない者には

そんな未来は与えられない。


金メダルを取った選手で、

“あ、金メダル🥇

 できたらほしいですけど

 どっちでもいいです〜”

と言っている人を見たことがないのと

同じだ。



神様が

何でも叶えてあげるから、何がほしい?

と私に尋ねているとする。


私は巨万の富を得たいわけではなく

そりゃぁちょっとお金持ちにはなりたいけど…


街中の男性が二度見しちゃうくらいの

絶世の美女になりたいわけでもない。

そりゃ今より美しくなれたら嬉しいけど…



ここは気合いをいれて

ハッキリと私がほしいものを書いた。


これはもう、宣言みたいなものだった。



絵馬をたてかける。




他のみなさんの絵馬が並んでいる。




みんな一人一人違っておもしろい。



私の願いを叶えて下さいと絵馬に祈り

河合神社を去ろうとした時、

突然雨が降り出した。


さっきまで晴れていたのに。


ふと、「禊の雨(みそぎのあめ)」

という言葉を思い出した。


神様は私をもう少しここにとどまらせ、

溜まった毒素や汚れを

雨で洗い流してくれているのかも…と

思う事にした。



軒下に座って、一人でボーっとする。

もしここを出てしまってから

この雨にあったら、

雨宿りする場所がないので

ずぶ濡れになっただろうから、

ありがたいタイミング☔️


神社のはしには、鴨長明の碑。




なんか聞いたことあるけど、誰だったかな?

と思い、調べてみる。


方丈記かあ

とはいえ、どんな話か思いつかない。


日本の事なのに

知らない事が沢山あるなぁ、と

ちょっと反省。



そうこうしているうちに

雨が弱まり、

青空が見えて来た。


もし私が車なら

無事、洗車を終え、ピッカピカ🚗✨



もう一度、本殿に手を合わせてた後

下鴨神社に向かった。




この神社、パワースポットで

外見だけじゃなく内面も磨いて

美しくなるという場所らしい✨



京都を訪れる際には

ぜひ行ってみて下さい




ちなみに、鴨長明の方丈記に関して

おもしろい記事を見つけた。



このブログの中に、このようなことが

書いてあった。


川の流れのように、そして、浮かんでは消えていく泡のように、この世に変わらないことなんて何一つありません。今、当たり前と思っている日常も、天災や疫病などで、いつ失われるかわからない。「この災害が終息したら、さすがに日常が戻るだろう」と思った矢先、疫病が流行したこともありました。

いつ変わるかも失われるかもわからない。命ですらそんなものなのに、ましてや家や物に心を尽くすのは馬鹿げていると思いませんか。本当に厳しい危機に直面したら、どんな宝物も二束三文の価値にしかならないんですよ。


そうか。

昔から疫病はあったし、

なんだって変わっていくもんなんだね


川はそこにあるけれど

川の様子はその都度変わる。

川が氾濫したり、旱魃でかれることも

あるかもしれない。


未来はわからないし

あれもこれも沢山持てないけど、

自分に本当に必要なものを知ろうとする

心をずっと意識したいなあと思った。




下鴨神社へ続く…⛩