少し前の何かの雑誌が京都特集だった。
そこに、美しい庭の写真があり、
どこかのお寺か神社が掲載されていた。
ある記事にこう書いてあった。
人はみな仏の心を持っている。
ただ、ストレスや不安や怒りなどで
その心を忘れてしまい、行動してしまう。
この、目まぐるしく変わり、
多くのストレスがある社会で、
その心を取り戻すにはどうすればいいか?
それは、美しいものを見ることです。
おいしいものを食べ、
きちんとした服を着ることも大切ですが
まずは、立ちどまり、
静かに美しい景色を見て
心を落ち着かせてはどうでしょうか?
そこには、きれいな庭園の写真があった。
なるほど…🤔と思った。
そんな時、小川あこさんのブログを
読ませていただき、
“そうだ、京都へ行こう”
と思った。
行動は早い方がいい。
しかも三連休は混雑が予想されるから
その前に行きたい。
あこさんのブログを読みながら、
翌日の仕事が16:30に終わることに
気づいた。
という訳で、仕事後、
疲れた体と心を癒しに夜の高台寺へ。
一人で景色を見ながら、
様々な考えがよぎった。
あぁ、なんて美しいんでしょう。
あぁ、なんで一人なんでしょう。
(丁寧なラッパーみたいになってるやん。)
でもこれは自分と向き合い、
自分を癒す時間なのでそれでいい。
中を歩いている間、高台寺を訪れている
色々な人が目に入った。
小さな子供3人連れの家族。
(いいなぁ…赤ちゃんもいて大変そうだけど)
彼女が彼の写真を撮ろうとする度に
彼はカメラに背をむけるカップル。
(せっかく一緒に来たんだから、写真ぐらい撮ればいいやん。
浮気か?スーパーシャイか?! 芸能事務所所属か??!)
妻が段差によろけて、
夫の袖(腕?)をつかんだ。
とっさに振り返り、夫は妻に言った。
「俺の腕をそんな風に持たんといてくれるか💢?」
妻「ちょっとつまずいてしまって…」
(え?夫、そこキレる理由ある?優しくしたらいいやんか!!
よろけた時に妻を支えんと、あなたの腕は何の為に生えてるねん😒?国宝級で触れたらあかんのか?!いや、落ち着け…この男性は私の夫ではない)
遠距離恋愛で会えないことが
とても辛い私からすると、
今一緒に過ごせる時間は
大切にしてほしい。
存分に幸せを味わってほしい。
おせっかいなのはわかっているけれど。
他にも色々な人がいた。
年配の母を連れてきて、敷地が暗いので
歩くたびに足元を気遣っている娘さん。
(私はすぐに母にイライラしちゃうけど、見習ってもう少し優しくしなあかんな…)
専属カメラマン並に彼女が映える写真を
様々な角度からとる彼氏。
5分以上同じ場所にいて
彼女のポージングだけが少しずつかわる…
(おつかれさま。優しいね。彼の体勢、腰痛ならないかな…)
似た服装の女子大生3人組が
突然立ちどまり、
全員同じ場所で同じ角度から
同じように写真をとる。
(わかる…
私もそんな時があったけど、時には個性も必要やで〜)
そんな風に散策を終え、夜の八阪神社へ。
コロナ対策はいたるところに…
お賽銭を入れて手をかざすと、
鈴の音が…
せっかく来たので、
しっかりお詣りさせていただく。
私の祈りはただ一つ。
コロナ終息🙏🙏🙏
みんなが早く自由に笑いあい、
抱き合える日が来ることを願って…
縁結びの神様には、まだ何と願えばいいか
わからなかったから、手だけあわせた🙏
神様もきっと忙しいだろうから、
明確なお願いを聞きたいだろうし…
帰りは京阪電車のビジネスクラス
プレミアムカーで帰った。
めっちゃ快適❣️
ふわふわのシートで贅沢な気分を味わった。
ちなみに価格は500円✨✨
"そうだ、京都行こう" JR東海 と
"京阪乗るひと、おけいはん"
のCMが、
頭の中でガンガンに流れている。
心地よい京阪電車に揺られて帰る
不思議な感じ。
こうやって、すぐに癒しの京都に
行けたことに感謝🥺🙏
気づけば、私
高台寺に入る時の
“大人一枚お願いします”
以外、実際の声出してない‼️
ま、飛沫対策がんばったということで😷笑