マシーズ・ヴァン・ヘイニンゲン・Jr監督の「遊星からの物体X ファーストコンタクト」から、イギリスの俳優アドウェール・アキノエ=アグバエが演じた黒人キャラクター「デレク・ジェイムソン」が撮影中に着ていたオリジナル・パーカー(防寒着)です。
ジョエル・エドガートンが演じる「サム・カーター」とヘリコプターの事故に遭い、生還した時に着ていたパーカーで、右腕には火傷痕があり、所々に白いペイントでエージングが施されています。









ユニバーサル・スタジオのバックロット・セールで売り出されたものの一つで、スタジオの管理タグにはSTAGE3 BURN + SNOWの文字があります。




日本では限定地域での劇場公開となったので、実際に劇場で見ている方は少ないのではないでしょうか?
私も国内で発売されたBDで初めて見ました。

ジョン・カーペンター監督の82年版の雰囲気そのままで、ノルウェー隊の「ファーストコンタクト」と82年版の「リメイク」の両方の演出を兼ねそろえた、ファンのツボをついた仕上がりになっていて、ラストの前作への繋がるシーンは見事で、
私も非常に楽しむことができました!

ジョン・カーペンター監督が原作で惚れ込んだあの「ブラッド・テスト・シーケンス」と対をなすように、本作でも「人間」と「物体」とを区別する「ある方法」が重要な鍵となってきます!
メアリー・エリザベス・ウィンステッドが演じる「ケイト・ロイド」がラストシーンでジョエル・エドガートンが演じる「サム・カーター」を区別する方法も必見です。

前作ではカート・ラッセルが演たマクレディとキース・デイヴィッドが演じたチャイルズの
吐息の有る無しで話題になりました。
キース・デイヴィッドは後にカーペンター監督のゼイリブにも出演しています。

また、特殊撮影もロブ・ボッティンやスタン・ウィンストンに敬意を払い、昔ながらのフルスケールのメカニカル・パペットを使用して、それを現在のデジタル技術と上手く融合させて撮影されていて、Studio ADIの素晴らしい造形やメイキングをYouTubeなどで見ることができます。

ジョン・カーペンター監督の前作が好きな方になら、超お勧め作品です!

以下は、遊星からの物体X(1982)から、プロダクションが制作した犬小屋シーンでのシーン検討用ジオラマです。