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フミヤのブログ

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   校長先生が最初に出した言葉は新入生誰もが予想外のことだった。
「あなた達はこれから人類の存続の為に死にます。あなた達は死ぬ覚悟が有りますか?もし、死ぬ覚悟が無いのならばこの学校での3年間は、次元開放術士のコースに変える事をお勧めします。」


   突然の死の宣告。新入生はザワつき始めた。あちこちから小さな声が聞こえる。それらのほとんどは【次元開放術士コースに変えたい】というものばかりであった。あたりはざわついた感じのままであったが、その後の校長先生の話はいたって普通の内容で幕を閉じた。

   僕も少し恐怖心が出てきた。『死』という単語を聞いてから。しかし、僕達人類の為に戦い続けるファイター達が、過去に僕の命を助けてくれたのは事実だ。その人達みたいに自分もあぁなりたいという気持ちも強まった。不安と期待の気持ちを膨らまし、体育館での話は終わった。


   教室に戻るとクラスのだいたい半分の人が次元開放術士コースに変える為、学校と手続きをする為に、教室から出て行った。教室に残った人はいかにも強そうな人達ばかりだったが男女比は意外にも男子が6、女子が4だった。その中には『真風和也』と『葵愛永』がいた。手続きに出て行った人達が多く、担任の先生が教室に来ないので少しだけ時間があった。僕は和也に軽く挨拶らしきものをしつつファイターとサポーターの事についての話を切り出した。

「やぁ和也。君は次元開放術士になろうとはしないのかい?」

「次元開放術士?あんなのはやだね。」

「なぜ?」

「エルスのいる次元の壁を開いたり、閉じたりするだけのことだろ?つまらないじゃないか。やっぱりスリルのある方が楽しいだろ?俺はファイターになる予定さ!ところで大輝もファイターになるんだろ?」

「…うん。その予定さ。」

「やっぱりな!まぁお互いファイターになれるように頑張ろうぜ!ちょっくらトイレ行くわ!」

そう言い和也はトイレへ行ってしまった。

話が終わって席に着いた。そしてまた桜を見て時間を潰した。
   時が経ち、担任の尾上誠先生とコース変更しに行った人達がクラスに戻ってきた。尾上先生がクラス全員が揃ったことを確認して話をし始めた。

「入学おめでとぉーぅー!このクラスは3つのコースから成り立っていて授業で揃うことはあまりないけど仲良くしような!」

意外にまともな事を言ってびっくりした。けど、このことを思っているのは僕だけではなかったのは言うまでもない。
    今後の予定等を先生が話した後はもう解散ということになっていた。そして先生の話をも、もうそろそろ終わりを迎えた。

「それじゃぁ最後に1年間担任として尾上誠をよろしく!お願い!いたしまーす!気をつけてこの学校の寮に帰る人と自宅に帰る人とがいるが、変な人に襲われないようにしましょうね~(笑)」

    この学校では寮があり、僕は家が遠いので寮で生活することになっている。和也は家が近く、自宅から登下校するのだか、家に帰るのが面倒くさい時とかは僕の部屋にあがり、「1日居候するからよろしく!」をするとか言っていた。まぁ上がらせないけど。

こうして対エルス養成高等学校での1日目は終了し、寮に帰った後、クタクタだったのでご飯をたべ、風呂に入った後に、すぐにベッドにダイブしてそのまま寝た。