2024年度をめどに、一万円・五千円・千円の新紙幣が発行されるというニュース。
肖像は、一万円が渋沢栄一(1840-1931)、五千円が津田梅子(1864-1929)、千円が北里柴三郎(1853-1931)に決定。
特に、渋沢栄一は「日本資本主義の父」と呼ばれ、第一国立銀行、東京証券取引所、帝国ホテルをはじめ多種多様な企業、学校の設立・経営に関わった人物で、世界遺産に登録された富岡製糸場の設立にも関わっています。
札幌交響楽団の音楽監督などを務めた指揮者の尾高忠明(1947- )氏、
「競馬の神様」と呼ばれた競馬評論家の大川慶次郎(1929-1999)氏、
どちらも、渋沢栄一の曾孫(ひ孫)にあたります。
つまり、両氏は「はとこ(またいとこ)」の関係になるんですね。
Wikipediaの「尾高惇忠(実業家)」(※尾高忠明氏の曾祖父)の項目記載の系図などで、渋沢家・尾高家・大川家の関係を確認できます。
系図によれば、大川慶次郎氏の曾祖母(父方の祖父の母)は尾高家の出身で、尾高忠明氏の叔父に大川家の養子になられた方も居るんですね。
大川氏の、生前のテレビでの独特の言い回しは懐かしいです。
今年でもう没後20年というのもまだ実感が湧かないですね。
フジテレビの競馬番組で、かつては大川氏の横に座っていた井崎脩五郎氏が今は番組内でその大川氏的なポジションになり氏より長生きしているというのも隔世の感があります。