山岸俊男の本を3冊借りて読みました。
まあ主旨はどれも似ていまして社会心理学からみた現代社会の見方をわかりやすく教えてくれる内容です。
日本の社会で起きているさまざまな事件や問題について、その原因を心に求め、きちんと子供たちに教育をしさえすればによる事態は改善する
そうした「心がけ論」や「精神論」でイジメ問題などが解決するはずはないと筆者は言っています。
もともと人間のもっている人間性から生じているのだから、その性質を理解した上で取り組むべきと言っています。
たとえば、いじめ。
いじめを抑える決め手は、第3者のこどもたちがいじめを咎めるか傍観者になるかどうかにかかっているそうです。
では、いじめを止めようとするこどもを増やすにはそうするかというと・・・・
これが難しいのですが、
そうした行動が最終的には自分のためになる
という制度、風土を作っていくことだと説いています。
要は「目指す道が~正しい」ではなく「目指す道 が~が得だ」ということが重要で、そうして人間を導いていく事が賢明だそうです。< /span>
企業のモラルの無さ、日本人らしさの悪い点(まわりに合わせる)なども結局は、そのほうが損をしない(得をする)からということが理由らしいです。
結局、正直者がバカを見ない社会制度作りこそが究極の社会革命なのですね。


