さて、前のブログでも申し上げたように、このAppleEyeメイキングブログはハウツーものではないんですが、
でも映画って、フツーに話してるシーンとかはともかく、
そんなもんどうやって撮んの?
みたいなシーンが多いじゃないですか。
AppleEyeではそんなん教えてくれる人もいなかったので、いちいち知恵を絞ってやんなきゃなんなかったのね。
例えば誰かが走るとこをカメラが並走してる感じのシーンとか、ハリウッドの映画とかだと長ーいレール敷いて撮ったりしてんのメイキングとかでやってるよね?
でも自主映画でそんなの無理だし、獸木じゃジンバル持っていっしょに走ったりとかもっと無理だし、それじゃ車で追っかけて撮ろうと思ったの。
でも….
そんじょそこらでそんなことしてたら絶対人死ぬので、比較的長い距離走って撮影しても他の車や人とすれ違わなくて、さらに映画映えするように景色もいいところで、自分たちの力と経済力で機材持ってそこまで行けるとこを探す必要があったの。
えー、見つかんのかな?そんなとこ
と、思ったら見つかりました。
それはチョイ役で出てくれてた中山雅心のお母さんが経営してるレストランの
裏
なんやー!
美しい田園風景じゃ!
そして忘れもしない2023年5月5日に撮影決行!
ドライバーはアレクシ役のクリストフ。
役者として出てる時とイメージ違いすぎるのは大目にみてね😄
普段コンピュータエンジニアだからしょうがないの。
ちなみになんで日にちまで覚えているかというと、その一年前2022年の同じ日に同じ撮影して、例のトラブルで撮ったもんが全部ボツになってやり直したから😭
こんなふうにストーリーボードでどこをどうやって走るか、ドライバーとキャストにシェアして協力しながら撮ったよ
5月といえど走ったら暑いので、1カットごとに吸水してもらいながら安全第一に撮影!
実際の映像はこちら
この撮影にさきがけ、すぐそばの中山雅心のお母さんのレストランでも、走ってる前後のシーンを撮らせていただいていて、とってもありがたかったんだけど、季節(真冬)も天気も全然違う時で映像マッチしてなかったので
このように編集で強引に晴れにして対処。
なんと漫画に使ってるテクニックで、フォトショで青空の画像を別に作って貼り付けている😄
ロケ遠征の帰りはみんなクタクタ
(演技です)
あと、ジェレミー演ずるマイクが失意のあまり奈落の底に落ちていく例のシーンは
実際には座って叫んでるとこを撮っただけで、編集でどんどん闇に吸い込まれてる感じにしてるよ。
重なって編集されてる稲光は、突然天気が急変した日にビルの上の階に急いで駆け上がって撮ってる。
稲光なんか絶対撮れないと思ってたのでラッキー
そう、こんなふうに工夫と運でいろんなことを乗り切って作るのが映画なんだね。
まるで人生そのものじゃん!
スリル満点でアドレナリン出まくりだね。
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映画もスリル満点のAppleEye視聴は以下リンク、インスタはプロフリンクから
後半逆転バイリンガルコメディ🍎
獸木野生映画作品AppleEye(76分/日本語字幕付き) PLCCFF最優秀ラブコメ賞受賞🏆
AppleEye Vimeo OTT
各種視聴方法(インスタはプロフのリンクツリーに)
http://www.ac.cyberhome.ne.jp/~bigcat/AEDistributiontop.html
AppleEye 日本語ホームページ
http://www.ac.cyberhome.ne.jp/~bigcat/indexAPPLEEYE.html